遊園地スタッフをさせて頂いておりますが、先日納得できないことがあり、皆様のご意見を頂ければ幸いです。

Question

遊園地スタッフをさせて頂いておりますが、先日納得できないことがあり、皆様のご意見を頂ければ幸いです。私の担当する施設はお客様を《のりば》で案内し帰ってきた乗り物を《おりば》で降ろすライド系です。夏休みや週末は現場スタッフは2人で営業をするのですが、電話対応やトラブル等が起こると人手が足りずお客様を待たせるか1人で営業…正直人が足りない状況です。
そんな施設を閉園近い時間帯、とは言えお客様の入りがある状況を上司が《1人で出来るでしょ》と言いスタッフを1人帰らせてしまいました。

《がんばって！とか根性論や精神論で安全は得られません》と反論しましたが聞く耳を持たず…

お客様の案内の最中に帰ってきたお客様を降ろす対応に追われ、危険行為をするお客様の対応、他にも諸々の作業ととてもじゃないですが1人で営業をするのは難しく上司及び会社への疑念を抱いています。

私自身は《安全・安心》が提供できてこそのお客様へのサービスであり、《信頼》を得てこそのリピート獲得と考えています。これは会社の理念にも似たものがあるので尊重しているのですが、それを簡単に打ち崩す上司、上層部は何を考えているのでしょうか…

皆様には
1. スタッフが目に見えて足りていない遊園地をどう思いますか
2. 根性論や精神論で営業させようとする遊園地を利用したいと思えますか？
3. 一人で営業ができないのは私の努力不足なのでしょうか

ほとんど愚痴で申し訳ありません。
仕事は好きなのですが人間関係や安全面、営業が儘ならないことに憤りを感じています。
反論されたのは初めてだと言わんばかりの上司の反応に、私が間違っているのかとも不安を抱きます。
どうか、ご意見宜しくお願い致します。

Answer 1

もしかしたらの域を超えませんが、経営と現場の観点の違いが入っている可能性があります。
あなたの意見は現場の声になります。非常に貴重な意見です。

あながち経営者側は収支がしっかりとれているかという数字で物事を判断する場合があります。
収支のバランスが崩れ、もし収支マイナスになった場合、先ずはコストダウンに着手します。コストダウンでも追いつかない場合は閉鎖、会社でいうところの清算や、倒産がそれに該当するように思います。

これは鶏が先か卵が先かのように「お客様の安全を確保出来ないところに、お客様は来ない」「思う数のお客様も来ないところに人(コスト)は要らない」というような水かけ議論に発展する場合も世の中は多々あります。

しかし経営で最も大切なのは、支えてくれるスタッフです。奇麗ごとのように聞こえますが、現実はスタッフなくして事業は成り立ちません。

今の社会では、経営者はスタッフへの心身における「安全配慮義務」が課せられ、年々厳しくなっています。厳しくなっているのは、経営者側が現場に軋轢を敷いている現実が多いので、国の指導力を高めて、あるべき姿に向けている表れです。

しかしそのスタッフも会社が儲けてこそ雇えるのも現実。

今回のケースを検証しますと、もし経営の事情で一人を帰らせないといけない場合、残るスタッフの中から支援すること。それが上司なのかさらなる上司なのかはわかりません。
しかし、あなたはもしその上司が懸命に現場支援に入っていれば、今のように危惧や非難の気持ちは少しは和らいでいくように思います。
有能なスタッフが辞める背景には「こんな会社はダメだ」と判断するのが概ねであり、人材流出の背景になっています。100%ではありませんが。

その微妙な現場でのやり取りこそ経営であるのですが、衰退する会社か、発展する会社の違いは、計算能力等ではなく、お客様をひとくくりにせず、一人一人のお客様を大切にする姿勢によって、時間とともに明暗が分かれます。

長くなりましたが質問の回答として

1. スタッフが目に見えて足りていない遊園地をどう思いますか
→正直、スタッフがそれで足りているのか、足りていないのかは素人目では分かりません。
2. 根性論や精神論で営業させようとする遊園地を利用したいと思えますか？
→これも、素人目では分かりません。
3. 一人で営業ができないのは私の努力不足なのでしょうか
→会社の努力不足が大きいと思います。

私が思う、あなたの間違いは、あなたの持つ価値観と労力を、今の悪辣な職場環境で提供し続けているということではないでしょうか。
上司であれば少なくとも「上層部とかけあうね」などの姿勢がないと、ついていく価値を感じえません。

勝手なことを書きましたが、くれぐれも自己資本である身体を大切にがんばって下さいね。