私は”Rubyが良い”と言うことにしているが、PythonとRubyの比較が難しい時期になったように思います。 それらの標準ライブラリの機能範囲では、大体同じコトが、同程度に簡単にできるのだが、流通している応用ライブラリの種類に差異が出てきています。 とはいえ、私のRubyのメリット主張を論破できる程度のPythonの使い手の裾野は、未だ狭いようです。 ・Rubyを後押しする団体; 官公庁(特に島根県の自治体発)⇒官僚⇒東大の教科書執筆教官や、その大学の派閥に属する情報処理学会会員が先行して、和文書籍を発行している。 国内では、Webアプリケーション開発をサポートする有償サポータも居る等、事務処理系で、現実的な案件が多いと思う。 ・Pythonを後押しする団体; 米国NASA系+米国でGoogle社に入社させたい大学⇒それらの団体とコネがある国内大学の教官が5年遅れで”輸入”し、Rubyの書籍の出版量には追いつきつつあるように観える。 ビックデータや人工知能などなど R言語と組み合わせて大量の数値計算をする分野で多く使われ、データサイエンティストという分野を支えている。 (でも、日本では、データサイエンティストに”全くの未知を発見”ということが期待されていないので、流行らないと思う) もし、米国の大学崇拝が繰り返されれば、かつてのPascal言語の様に、産業界での普及度は無視して、数年以内に大学の教材での普及度はRubyを追い抜くでしょう。 Pythonの有償サポータ不在とは、例えば「Python経由でのDBアクセスで、XAトランザクションのロールバック失敗した! 誰がドコを直してくれるの?」に応えることが確実にできそうな団体が国内には居ない、、ということです。 Rubyなら、「JRubyとJava-JDBCドライバを使って、国産DBに接続すれば解決できる」とか「Rubyコミッタも雇っているからRuby本体のoriginを修正できる」とか提案してくれそうな会社が国内に居るので、大丈夫。
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