今ではみなさん高学歴になったので、一般職も四大卒とか短大卒ばかりになってしまいましたが、 一昔前までは一般職は高卒の方もたくさん採用していました。 その頃は商業高校出はむしろ普通高校出よりも採用されやすい雰囲気がありました。 決して経理の知識は無意味ではありません。 たしかに「簿記」そのものを使って銀行業務が行われることは少ないです。 上の方が言われるように融資先の財務諸表や申告書を評価する場合や 銀行本体自身の決算書を作る部門ぐらいでしょう。 でも貸出金を融資して、金利を差し引いて普通預金口座に入金してあげるというようなときには 銀行側からすれば 貸出金×××/預金××× ------貸出金利息××× 借入先の会社では 銀行預金×××/借入金××× 支払利息××× といったような仕訳がたつわけです。 もちろんこの仕訳をそのまま入力するというようなことはありません。 それぞれ専用のシステム伝票を起票します。 でも考え方としてそれが分かっている(=あたまでそうしたことを意識できる)と、 伝票の起こし間違いなどが少なくて住みます。 また金利の計算にしてからが、 融資額×金利×借入日数/365ですので、簿記とかをやっていると馴染み深いです。 今は実際に電卓などで計算することはほとんどなくなってしまいましたが、 それでもそういうものを意識できるのと出来ないのとでは違います。 例えば難しい言葉をしゃべっていても、その語源や漢字を知っているとより適切な使い方ができると同じです。 ですから銀行の窓口業務では決して損にはならないと思います。 もちろん窓口業務はそれだけではなく、 「より早くより正確に」という側面もありますし、 お客さんに対して「より感じよく」などということも大事ですが、 分からずにやっている人と違い、分かってやっているということは本人も周りの上司などからしても、安心感が違います。 それとそうそう入社後簿記などの通信研修の履修を義務付けている銀行も多いですよ。
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