解決済み
tgwebの問題です。どなたか解答を教えていただけないでしょうか。ある種の金属は極低温(絶対零度=0 K)に冷却すると電気抵抗が零の超電導の状態になり、電力消費なしに大電流を流したり、強磁界を発生することができるが、これらを総称して金属系超電導材 料(superconductive metals)という。材料としては、ニオブ・チタン合金が取り扱いが簡単なうえ、細線引き加工も容易なため早くから実用化された。その後、臨界温度や臨 界磁界の大きい材料の研究開発が推進され、線材化技術の開発とあいまってニオブ3スズやバナジウム3カリウムというA15型結晶構造を持つ化合物の超電導 材も実用化された。鉛・モリブデン・硫黄や有機超伝導体など特異な特性を有する材料、融体急冷法・蒸着法・粉末法など新しい製造技術の開発も進んでいる。 日本原子力研究所では国際協力でニオブ3スズを使った電磁石を開発、国際核融合炉実験装置(ITER)用電磁石の基礎を固めた。 A.金属系超電導材料としては取り扱いが簡単なA15型結晶構造を持つ化合物が早くから実用化された。 B.金属には極低温に冷却すると電力消費なしに大電流を流す金属がある。 C.金属系超電導材料として早くから実用されたのはニオブ・チタン合金である。 D.日本原子力研究所が開発したのはバナジウム3カリウムを使った電磁石である。 E.ニオブ・チタン合金は実用化されているが、ニオブ3スズやバナジウム3カリウムはまだ実用化されていない。 1. AとBが主張に合う 2. AとCが主張に合う 3. BとCが主張に合う 4. CとDが主張に合う 5. DとEが主張に合う
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難しい言葉が並んでいますが、単語にまどわされずに文章を論理的に読み取る力が試されています。 A.金属系超電導材料としては取り扱いが簡単なA15型結晶構造を持つ化合物が早くから実用化された。 →『その後、~が推進され、~というA15型結晶構造を持つ化合物の超電導材も実用化された。』ですから、「早くから」ではないので ×主張にあわない B.金属には極低温に冷却すると電力消費なしに大電流を流す金属がある。 →『ある種の金属は極低温に冷却すると~になり、電力消費なしに大電流を流したり、~することができるが、~』なので、 ○主張にあう C.金属系超電導材料として早くから実用されたのはニオブ・チタン合金である。 →『~総称して金属系超電導材料という。材料としては、ニオブ・チタン合金が~なため早くから実用化された。』と書いてあり、 〇主張にあう D.日本原子力研究所が開発したのはバナジウム3カリウムを使った電磁石である。 →『日本原子力研究所では~ニオブ3スズを使った電磁石を開発、~』と書いてあり『バナジウム3カリウムを開発』の記述はない ×主張にあわない E.ニオブ・チタン合金は実用化されているが、ニオブ3スズやバナジウム3カリウムはまだ実用化されていない。 →『その後、~の研究開発が推進され、~ニオブ3スズやバナジウム3カリウムという~超電導材も実用化された。』と明記されている ×主張にあわない だからBとCが主張にあうので、「3」が正解です。
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