解決済み
歯科技工士の諸先輩方に質問です。 歯肉圧拝されていない模型のマージン出しが上手く行きません。最近はショートが多いです。 自分でもどこがダメなのかわからないので、先生に歯肉圧拝をお願いしたのですが、マージン出しは技工士の領域、もっとプライドを持って仕事しなさいと言われました。ですので、歯肉圧拝していない状態からの適切なマージン出しのやり方をなんでも良いので教えて頂けませんか? 文字ではわかりにくいですが、以下に自分の作業工程を書いておきます。この、作業工程もおかしい所がありましたら教えてくださいm(_ _)m ①印象に石膏を流す(寒天アルジネートの連合印象で、自分は超硬石膏を少し硬めで流します) ②硬化後、模型を外しバリ、気泡等を削除し、ピン立て後土台作り。 ③ノコ入れ後マージンをデザインナイフでなぞります。トリミング、マージン出し(トリミング、マージンは全て顕微鏡下で行います。倍率は30倍) マージンが出し終わったら、スペーサーと模型硬化剤を塗布乾燥させます。 ④マウント(単管の場合は扁額用咬合機を使用) ⑤wax up(スライクリス→キュービックワックスでwax up後最後にサービカルマージンで少し厚めにマージンの再圧接を行います。) ⑥キャスト(埋没材にはクリスト15を使用し、水を気持ち少なめで練ります。鋳造リングにフィッティングライナーを巻き結合部をwaxで固定、リングごと水中に少し沈めます。) ⑦キャスト後サンドブラストで酸化膜を除去し研磨します。 ⑧洗浄し提出。 この一連の作業が終わっても模型上ではマージンのズレは無いので、おそらくマージン出しの時点で間違ってるのだと思います。ですが、どのようにすれば正しいマージンが見えるのか、最近全くわかりません。書籍でも構いません。歯肉圧拝されてない模型のマージン出しの方法というかコツのようなものがありましたら、教えてください。お願いしますm(_ _)m
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〉マージン出しは技工士の領域 本来は、歯科医師の仕事だと思います。「頬側の近心半だけやってみてください」、など、提案してみてはどうでしょうか。 〉歯肉圧拝していない状態からの適切なマージン出しのやり方をなんでも良いので教えて頂けませんか? 口腔内の情報がない歯科技工士にマージン出しをやらせることが異常でしょう。マージン部の印象が取れていないのに、正確なマージン出しが出来るわけないでしょう。オーバーマージンにならないように製作するしかありません。また、下記のように、印象および模型には問題がないのでしょうか。 〉寒天アルジネートの連合印象で、自分は超硬石膏を少し硬めで流します 硬質石膏に変更してみてはどうでしょうか。超硬質石膏では、印象材の温度変化(口腔内温度から室温)による収縮を補償できておらず、作業模型が小さめにできているのかもしれません。口腔内より小さい模型上で製作することで、クラウンセット時にクラウンが浮き上がり、ショートマージンになる可能性も考えられます。 〉③ノコ入れ後マージンをデザインナイフでなぞります。トリミング、マージン出し(トリミング、マージンは全て顕微鏡下で行います。倍率は30倍) 30倍で拡大しているのでしたら、あなたの作業に問題があるとは思えません。 〉一連の作業が終わっても模型上ではマージンのズレは無い 模型に問題がある可能性が高いです。寒天アルジネートの連合印象は、マージンが不鮮明であることと、支台歯隅角が丸まって印象採得されることがあるのが欠点です。(私の経験でも上記のことはありましたし、ZEROという歯科技工雑誌にも記載されています。)支台歯隅角に、アンダーカットワックスやモデルリペアーを少し盛り、模型の形態修正を行うと口腔内でクラウン内面が、支台歯隅角に当たることによる浮き上がりがなくなり、ショートマージンでなくなる可能性があります。また、支台歯の形態修正を行わないでワックスアップした場合、クラウン原型の内面隅角部を、スプーンで削り、セメントスペースを設定すると、浮き上がらずに適合します。
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