解決済み
映像関係の就職現在国立大学の映像とは全く関係ない学部に所属しています。 今年から就職活動が始まるのですが私は映像をつくる仕事がしたいと思っています。 撮影、編集、cgは独学である程度学んでいて資格もとっています。使用ソフトはAdobeのpremiere、photoshop、aftereffectsです。 そして、映像関係の仕事といっても沢山ありますが、 私がしたいのは、演出、撮影から編集まで全て自分で一つの作品を手掛けることです。 撮影だけとか編集だけの仕事にはあまり興味がありません。 フリーランスも考えていますが、映像の学校を出ている訳でもないのでまずは就職して実績を積みたいと思っています。 まだ学生なのでコンテスト等への応募も今後していく予定です。 そこで、私の希望が叶うようなところで、ある程度実績があるような企業、有名な企業を知っている方がいらっしゃいましたら教えて頂きたいです。ジャンルは問いません。出来ればアニメ(実写でない)以外でお願いします。 探していますがここだ!と思うところが見つかりません。 また、コンテスト等はいつもWebサイトの登竜門?で探していますが、他にいい探し方はありますか?雑誌もありますがネットより詳しく書かれていますか? 回答宜しくお願い致します。
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ゲーム、CGを扱うデザイナーです。 フリーランス経験があり、現在は小さな会社の役員で、ディレクションやバイザー業務を行っています。使用ソフトはpremiere、photoshop、aftereffects、maya、motionbuilder、3dsMAX、zbrush、hudini、最近ようやくサブスタンスペインターを導入しました。 どちらかというと3DCGを扱ったVFXを案件として請ける事が多く、実写映画やPVなどよりはFFのプリレンムービー的なものを多く扱っています。もちろん、撮影&編集&cgの作業が必要な実写系の案件も経験があります。 撮影まで手掛けるとなると、かなり難易度は高いです。 現在、映像制作で求められる技術は際限なく高くなっています。 今の時代、ゼネラリストとして活躍するには、それぞれの作業工程全ての専門性が高くなり、工数も多いのです。仮に全ての分野で十分な技術を習得することが出来たとしても、一名の作業量では物理的に捌き切れません。 常識的なスケジュール期間内での納品が出来なくなってしまいます。 その為、業務では全ての作業工程を並行して進められるようにしているので、よっぽど貧乏な案件か、チープなクオリティしか求められていない案件でない限り、 全ての工程で一人の人間が手を動かし、クオリティを判断し、完結させる仕事はありません。 そもそも、 撮影と、エフェクト、モデリング、アニメーション、コンポジット、そして最終的に上がった絵に対してパッケージ含めて行われる編集(ポスプロ)は、全て畑が違い専門家がいる、ということも認識したほうが良いでしょう。 会社としても、 撮影スタジオとCG開発室を兼ねたプロダクションは、そう多くはありません。 色々前置きが長くなってしまいました; 撮影と編集とCGとを扱う会社では、 NHK、東映、オムニ辺りが有名所かと思います。 これらは確か、撮影、CG、編集(ポスプロ)で自分達のスタジオを持っています。(外注もしまくってますが) しかし、そこでも、 コンテを切ったスタッフが、撮影でカメラを構え、その動画にエフェクトやCGモデルを作って合成して、音を合わせてエディットして・・・その挙句、俺のアイデアが最高だから、クライアントの有無を言わせず納品!!みたいな光景はまず見ませんw 望まれるスタンスに最も近い立場でいえば、 ディレクターや、VFXスーパーバイザー、あるいは「映像作家」であれば、 望まれるようなスタンスでビジネスが成立するでしょう。 あるいは、ウェディングのPVや、音楽PV、短いショートムービーのような、 素人を相手にしたものか、クオリティやバジェットがチープな案件であれば、 アーティスト一人で完結する(せざるを得ない)事が十分ありえます。 そういった小さい案件であれば、どんな小規模の映像会社でもやっていますから、 探すのに苦労する事はありません。 余裕が無い会社や、出す絵のクオリティがちょっとやばいな・・・という会社ほどやっている傾向です。 当然地獄を見ますが、キャリアの初めであれば非常に勉強になります。 ちなみにCM案件だと、CGパートは全て「CG業務」としてひとくくりにされるので、丸ごとやることがままありますが、その手前と後の作業までは中々やりません。 現場では一部の業務しかやっていないアーティストでも、 スキル的には、ニコニコ動画にあげられている「プロ並みのPV」のような、素人より遥かにセンス良いクオリティの高い作品を一人で仕上げる事は可能でしょう。 映像畑の人間であれば、機材の扱いや見せ方の基礎は知っているからです。 しかし、その程度ではまともなコンテンツを作ろうとするなら通じません。 コンポジット業務を頼む時、 24時間365日、必死でコンポジットを突き詰めたあなたと、 撮影と編集とCGで8時間づつやっている程度のあなたとでは、 前者にお願いするに決まっていますからね。 就職した先で自分にドストライクな案件が舞い込むことは運でしかありません。 望むポジションになることも至難の業です。 幸運に期待するのは落胆が目に見えています。 しかし、もちろん、挑戦し続けることによってチャンスは引き寄せられます。 頑張り続けて下さい。 日本のレベルは低いですから、つい自分のレベルに安心を覚えてしまうかもしれませんが、 もしそれに甘んじていれば世界の映像屋に仕事を全て奪われるだけです。 海外に挑戦するのも手です。現在の日本では、 海外のプロダクションにいたというだけで、実際の実力が微妙でも大きな評価を得られるという悲しい現実があります。それを逆手に、若いうちに海外のプロダクションに紛れ込んでおくというのは最高のキャリアのスタートだと思います。 コンテストも、日本より海外に応募したほうがいいですよ。それこそ何でも良いと思います。
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