ただ資格を取りたいのであれば、むしろ私立学校をお勧めします。 理由はカリキュラムが大きく異なるためで、卒業研究が6年時にあるのですが、国立組は12月までやるのが大半、私立組は7月にはある程度は終わります。 ほとんどやらせない学校も一部ではありますが、例の研究者の問題から今後はそうしたケースはなくなるでしょう。内部告発もまま出ているそうですので そして国家試験合格率を上げるために私立大学は講義も力を入れています。一方で国立組は基本、自分でやれだそうで、淡々とされているそうです。 あとは調剤薬局の現場でのみ働きたいのであれば学歴は不要です。しかし本部でキャリアコースなどを目指す場合には派閥があるところも大手ではあったりしますので、大学選びは将来働きたいキャリアまでイメージして決めた方がよいでしょう。無論本人の力次第ではありますが、コネというものは結構強いものです。 薬剤師の評判については、入学しても留年率が高いことが一番の理由かと思います。 私大で1200万円以上払っても薬剤師に慣れない人が少なくありません。 当方の私立大学ではストレートで進級して国家試験に合格した人の確率は半分くらいでした。それだけ6年生の99回、100回の国家試験は難しく、その影響から進級率も各大学では結構悪かったりします。直近の101回は比較的近年の試験では簡単ではありましたがそれでも合格率は76%、学ぶべきものが常に進化する環境についてこれない学生や保護者の方が結構悪口を書いているように感じています。 収入に関しては、大学の学費からすれば、確かにリターンは少ないかもしれません。しかし、初任給が30万ほど出る会社もあるので、一般の方からすればスタートは悪くはないのです。社会全体で景気がよくないこと、そして高齢化社会で社会保険の負担が激しいことがそうした評判にもつながっているのだと思います。
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10年くらい前に新設された私立の薬学部の大半は入試偏差値が50以下でつまり平均的受験生の学力に達していない学生が進学しているということだ。 入学できても薬剤師になれない学生が半数くらい居るというのが実態。 もちろん無事卒業して国試に合格すれば出身大学は余り関係ないし、待遇は全く同じ。 何が言いたいかというと 薬剤師になるために、わざわざ国公立を受けなくても私立の薬学部で大丈夫ですよね? というような安易な考えでは私立の薬学部に入学しても薬剤師にはなれない可能性が高いということ。私立でも偏差値60くらいの大学でないと厳しいということだ。 薬剤師過剰論が囁かれているが現在はまだまだ不足しているのが実情。 特に地方の調剤薬局への就職者が少なく人材確保に奔走しているという状態。
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