解決済み
救急隊の車内活動についてです。救急隊密着のテレビで見たのですが救急救命士より、隊長が大半を処置していたように見えたのですが、実際はどうなんでしょうか?また、救急救命士は特定行為だけなんでしょうか?
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各本部によって、車内活動のスタンダードスタイルは全く違うので、「これが正解」というものはないと思われます。 基本的に、ご存知かと思いますが救急隊は3名で構成されます。私の本部の場合、以下のように大体役割分担されています。 隊長:隊の安全管理および活動責任・病院交渉・観察/処置の総合評価 隊員:観察/処置の実施および評価・問診 機関員:救急車の運転 しかし、これも現場によって大きく異なります。傷病者が重篤で、明らかに処置の手が回っていないのに、「俺は機関員だから」と言って運転席に座り続ける機関員はいないでしょう。 隊長によっても活動方針や役割分担は大きく違ってきます。自分で全て処置・観察・問診をする隊長や、隊員の観察に基づいて行動する隊長など、人としての性格で異なってきます。 隊長が必要な処置をできる資格を持った人か(救急救命士資格を持っているか、または救命士でも挿管・薬剤認定があるか)によっても、また役割は大きく違ってきます。 救急救命士とはただの資格名ですので、職業としては他の救急隊員や消防隊員と同じ消防吏員です。よって、救急隊員ができる処置+特定行為ができる人であり、特定行為ばかりを実施しているわけではありません。 結論としては、救急隊員は3名でそれぞれカバーし合いながら活動しているので、大体の役割分担はあっても、結局は臨機応変になるということです。
救急救命士の1番の役割は、傷病者の病態や怪我の状況を判断し、適切な処置と搬送先を考えることです。 当然、処置も行います。ただ、隊長は隊の責任者ですから率先して処置や観察を行うのは当然ですし、隊長が傷病者と話す内容を聞きながら救命士が病態を考え、搬送先を考えている場合もあります。 そのときの傷病者の方の重症度や緊急度によって、誰がどんな立ち位置で活動するかはその隊の隊長の活動方針や、裁量で違ってきます。
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