解決済み
図書館司書の資格・求人など働きながら、図書館司書の資格を取りたいな、と考えています。 インターネットで見ていると、近畿大学・聖徳大短大・八洲学園大学(インターネット)などで 通信教育で取る方法があり、費用は9万~19万となっています。 ・費用はこんなものですか?また、取得できているのでしょうか? 他に取る方法がある? ・取得後、求人はある方ですか?ない方? ・実際働くと、どんな感じですか?大変な事は?本を何冊も運んだりしますか? 福利厚生面は(休みなど)? 実際、資格を取った方や(働きながら、でも) 図書館などで働いている方のご意見を聞かせていただきたいです。 よろしくお願いします。
15,940閲覧
求人はほとんどないと思っていいです。働きながらとるほどの資格でもないですよ。 資格取得のためには特別な試験などはないので、通信でも最後まできちんとカリキュラムをこなせば誰でも取得できます。 求人が見られない理由の一つに、日本にある図書館のほとんどは公立(市立や県立など)であり、公立ということは公務員なんですよ。 つまり、公立の図書館に勤務するためには公務員試験にまず受かる必要があるんです。 逆に言うと、公務員試験に受かっていれば司書資格を持っていなくとも図書館で勤務することもあるんです。図書館のカウンター業務などは全員必ず司書資格を持ってなくてもいいんです。 最近は経費削減のためにカウンター業務を派遣会社に委託する自治体も増えてきてますので、単に図書館で働きたいだけでしたらそちらの方を検索した方が早いということもありますよ。
なるほど:2
司書資格保持者、図書館で働いた経験があります。 取得は、比較的容易です。 20年ほど前で、大学(私学・自分の所属しているのでない、他大学)の、夏季の集中講義で取りました。 当時で5万ほどでしたから、9万~19万、というのは、「まあ、こんなもの」と思います。 働きながらだったら、やはり、通信で取るのがいいでしょう。 但し、有資格者で就業希望が多い割に、正規の求人は少ない仕事です。 アルバイトなら結構ありますが、時給が安く(1000円に満たない)、身分は不安定です。 仕事内容も、アルバイトは、返却された本を書架に戻す作業や、貸し出し返却手続き(バーコード読み取り)に終始します。 分類整理の作業や、レファレンスは、なかなかさせてもらえません。 整理係も、派遣や臨職は、データ打ち込みのみです。 なお、資格を取ったからと言って、仕事が出来るようになるわけではありません。 図書館学で学ぶ部分というのは、いわばサービスの理念であって、 本当に必要なのは、本そのものに対する知識です。 例えば、大学などの専門図書館であれば、その専門の学問にある程度精通していないと、研究者の需要にこたえるのは難しいし、 児童図書館であれば、実際に、子どもに読み聞かせたりして、児童書に親しんでいないと、利用者の需要には答えられません。 公共図書館の一般書部門だったら、話題の新作などの情報は、欠かせません。 つまり、常に自分で勉強をしている必要があるというわけです。 しかし、雇用者側に果たしてそこまでの理解があるかというと、大いに疑問です。 一般行政職を、単に移動で図書館に回している地方公共団体は、少なくありません。 最近は、行政も図書館の充実に力を入れる反面、経費節減を掲げて、民間会社に業務委託するところが目立ちます。 業務委託された会社は、司書の有資格者を安い時給で雇って、業務を行うわけで、果たしてサービスの充実が本当になされるのか大いに疑問です。 雇用される側から言うと、アルバイトか派遣のような、短期更新の、身分の不安定な仕事しかない、ということになりがちです。 運よく私立大学などの司書の募集に行き当たれば、雇用されることもありますが、 私学の場合、その選考基準は不透明で、卒業生を優先することもありますから、必ずしも、努力が報われるわけではありません。 一番確実なのは、公務員になることです。 それも、都道府県や、政令指定都市で、司書を募集しているのに採用されること。 そうすれば、専門職として司書の仕事に携われます。 但し、これも年齢制限が比較的若く、28歳ぐらいだったと思いますので、注意が必要です。 地方都市の一般行政職になって、図書館へ移動を願い出るという手も使えますが、 これも、年齢制限がありますし、 館長などの要職を、年齢の高い無能な行政職を、本庁の要職からはずすための、閑職ポストと、心得ている自治体もあって、 そういうところへ回された若い人は、やる気ある人ほど、理想と現実のギャップに苦しむことになります。 また、その手も、上記のようにアウトソーシングへ移行の傾向にありますので、これからは、だんだん使えなくなるかもしれません。 取っておいて無駄にはなりませんが、それを生かして就職、という期待はあまりなさらないほうがいいと思います。 少なくとも、安定した雇用には、なかなか結びつかない資格だと思います。
なるほど:1
私は近畿大でとりましたが、やはり20万弱かかりました。 最初の学費(9万弱)以外にスクーリング費用や試験費用などいろいろ追加で必要になってきますよ。 途中で辞める人にとってはある意味親切ですが、最初に示された金額が安いからという理由で選ぶと、「こんなはずじゃなかった」ということもあるかもしれません。 ここでは基本的に2年以内に資格を取ることになっています。 ネットに勉強中の人のサイトもありますが、半年~2年で取れている人が多いですが、途中で事情によりやめる人もいるようです。 (その中には図書館での仕事が忙しすぎて・・・という人もいます) 資格を取ることと実際に仕事をすることは全然違うので、資格を取っただけでは仕事ができるわけではないです。 ネットサイトやスクーリングなどの話でも、ほとんどの人はすでに何らかの形で図書館で仕事をしていて、仕事上の必要からあるいはアルバイトから職員に応募するためなどの理由で資格を取りに来ている人が多いです。あとはこれから仕事をしようと思っている主婦の人や学生がぼちぼちという感じです。 正規職員としての司書で働くのは、新卒でもかなり難しいので、何らかのツテなどがあった方がいいかもしれません。 派遣やアルバイトだと、時給もそう高くなく、「本が好きだから」「本に触れられる」ということで扶養されている人じゃないと生活していくことは難しい収入です。 本を一抱え運んだりすることはありますが、必要に応じて台車やブックトラックを使うと思うので、それは大変ではないかも。 ただし、無理をしてしまって腰痛持ちの人は結構います。 休みなどは、普通のアルバイトと同じで、希望を出せば休める職場がほとんどだと思います。 職場に男性が少なく、女性ばかりの職場なので、人間関係は難しいかも・・・それが一番大変かもしれません。 あなたの年齢などの状況がわかりませんが、正規職員の司書になるにはかなりの狭き門です。公立図書館なら公務員試験に受かる必要もあるし、受験のための年齢制限もあります。 アルバイトとか派遣だったら、結構仕事はあると思いますよ。また、現在は資格がなくても、働きながら取得するということで仕事をすることもできますよ。 そのどちらを希望するかで、かなり話は違うと思います。
< 質問に関する求人 >
司書(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る