大学２回生です。昨年３ヶ月だけですがアメリカに留学しました。現在ホテルに就職したいと思っています。早く始めるに越したこと…

Question

大学２回生です。昨年３ヶ月だけですがアメリカに留学しました。現在ホテルに就職したいと思っています。早く始めるに越したことはないと思い、３回生に混じって就職活動も始めています。現在スターバックスコーヒーでアルバイトをしており、サービスが大好きです。昨年留学帰りに行ったニューヨークの街に魅了され、また高校生のときからずっとザ・リッツ・カールトン・ホテルで働きたいと考えていたこともあり、無謀だとは分かっているのですが、ニューヨークのザ・リッツ・カールトン・ホテルで働きたいと考えています。再来月にニューヨークにまた旅行で行くので直接話を聞きに行ったりしてみた方が良いのか、向こうだとどうすれば受け入れられるのか、何から始めれば良いのか分かりません。本当に甘い考えだということも重々承知した上での質問です。どうすべきか教えていただければ幸いです。

Answer 1

海外で就職なんか基本できません。就労ビザが取得できないからです。
アメリカ含めて海外で就労ビザを取得するには、言葉がネイティブ並みで高い専門性を持ち、就職先から保証を出してもらう必要がありますが、あなたの英語力はネイティブ並みですか。アメリカ人には無い高い専門性がありますか。いずれも持ち合わせてい無いとしたら、アメリカから見たらその仕事はアメリカ人がやれば良いだけの話。自国民の職を奪われてまであなたに就労ビザを出す意味が全く無いわけです。

どうしても、と言うことであれば、日本の大学卒業後にアメリカの一流大学の大学院にでも進学するんですかね。それでもまだ相当ハードルが高いかと思いますが。

好きを仕事にするには相当ハイレベルの学歴・学力が必要になることがあるということです。特に文系が海外での就職を目指し就労ビザを取るのは絶望的。日本の企業に就職し、そこから駐在員という形での海外赴任を目指す方がまだ現実的です。

Answer 2

こんにちは。日本、オーストラリアの両方でホテルに勤めたことがあります。リッツカールトンのような5 Starでの経験はありませんが、何かしら参考になれば幸いです。

海外か日本に関わらず「直接話を聞きに行ったり」してもホテルの採用担当者と話をする、業務を経験することなどは難しいと思います。他の方がすでに書いていらっしゃいますが、海外で働く際はビザ、就労許可が必要になりますので、Human ResourcesやManagersも雇用が出来ないとわかっている外国人のために時間を割くことは出来ないと思います。

それでも話だけでも聞きたい、という場合は、せめて事前にメールなどで訪問の趣旨と時間を伝え、対応してもらえるかを聞きましょう。日本でOGを訪問する際も事前連絡無しで訪問したらかえって心象を悪くするだけでしょうし、そのあたりは海外も変わりません。
ただ断られたらそれまでだと思ったほうがいいです。満室であったり、大きな会議が予定されていたり、対応出来ない時はホテル側もそれなりの理由があることがほとんどです。

まず日本で大学を卒業したというだけではアメリカのリッツカールトンでの就職は難しいので、日本で可能ならリッツカールトン、または同ランクのホテルへの就職を目指すことをおススメします。
基本的にチェーンホテルは同一のホテルシステム（予約システム）を利用していると思いますので、まったくリッツカールトンのオペレーションの経験が無いスタッフよりも。日本のリッツカールトンで経験があるスタッフの方が好まれると思います。

あとは海外で就職を目指すなら、英語は基本です。ah6lbさんのおっしゃる通りで、私も勤め始めたばかりの頃ははっきりと「君以外のスタッフはいないのか？」と聞かれたことがあります。

確かにホテル業界であれば2か国語、３か国語話者の需要は高いですし、ベテランでも多少英語にアクセントがあるスタッフもいます。
でも求められる一定の語学のレベルはありますし、英語圏であればお客様とミスなくやりとりが出来るぐらいの英語は、フロントスタッフなら身に着けるべきだと思います（特に電話）。

余談ですが、私が過去勤めていた低単価のホテルであれば、それぞれの予約の精算方法やそれに伴う手数料の理解や知識も求められました。
数字を追う仕事、しかも現実として業界そのものの給与水準が高くないので、「思っていた仕事と違う」と退職する同僚もいました。これから就職されるならサービスが好き（だからホスピタリティーを希望している）というだけではなく、お客様のご宿泊に伴う一連の流れ、予約からご精算までを理解されるといいんじゃないかなと思います。

ただ高単価のホテルになるほど、それぞれの部門が独立していますし、オーストラリアだとフロントの仕事はチェックインとお客様の問い合わせの対応のみ、というホテルも聞きます。

正直私がこちらで勤めることが出来たのも、あくまで配偶者ビザというか、永住権があったから、というのが事実です。それでも世界規模で展開しているホテルで一定期間（3年ぐらいですね、やっぱり）経験があり、語学が堪能なら、ビザさえクリア出来ればいつか海外で勤めるのもまったく夢では無いと思います。

ただ今の時点ではリッツカールトンに勤めるというより、リッツカールトンのファンになってしまっている印象を受けました。リッツカールトンはじめ宿泊単価の高いホテルで求められるのはどんな人材なのか、業界研究など通して見極められてはどうでしょうか。

Answer 3

安全の為、海外旅行に行く時は、五つ星のホテルにしか泊まりません。
安全とは何だと思いますか。日本に居て安全でも、海外ではそれと比較して危険だからという意味もありますが、もっと基本的な事、日本人だから危ない、という場合があるという意味です。わからないかも知れませんね。でも、私の泊まった五つ星ホテルでは、安全でリラックスして泊まれるよう、予約をいれた時からこちらの事を考えてサービスを提供してくれます。値段が高いからでしょうか。それだけではないスタッフの方との交流が毎回あります。スタバもなかなか大変で、皆さん若い方が熱心に対応していますよね。でも、五つ星ホテルは、予約の三ヶ月前からすでにどのようなサービスが必要かやってはいけない事は何なのか、本当に的確です。スタバの注文を聞いた時からコーヒーを出すまでの時間とは比べものにならないと思います。五つ星ホテルとそれ以下のホテルには歴然とした差がありますよ。チェーンホテルの中でも、ニューヨーク パリ ロンドン はそれぞれまた違うでしょうね。突然、アラブの国王やロシアの外交官や中国の官僚が目の前に居ても対応できなければいけないのがホテル従業員です。英語とフランス語ともうひとつできればよかったのは昔の話。日本人にはコネもありません。あっても、ホテル業界で各国の賓客と交流できるツールもないと思います。ニューヨークの五つ星ホテルのフロントてチェックインしていた時、少し離れたところにホテルのクリーニング係りの人がいました。どれも高級なドレスばかりだったと思います。どうやら日本人の人のようでした。私が日本人と思って、何か話しかけられそうでした。私もつい安心して近づいた時、フロントの人が、感情に障らないよう、直ぐに部屋に行きますから、と言って私をエレベーターに載せてくれました。私は宿泊客、あちらはクリーニング係りだからです。ホテルの中ではそこまで、ハッキリ違う対応をしてくれます。この意味がわかれば、１０年ホテル業界で修行を積む価値はあると思います。

Answer 4

アメリカのリッツで働きたいのなら、まず日本のリッツに就職してください。

そこから経験を積んで海外のホテルに行くのです。
いきなりあなたがNYのリッツで働くことはほぼ不可能です、NYには十分日英ペラペラでホテル経験が豊富なスタッフがいます。現地採用は【現地在住者が優先される】ものです（日本も同じ）。
しかもホテルは【最低でも経験5年間】などが問われますよ。

こちらアメリカには日本のように【新卒】という文化はありません、30代でも大学に行くぐらいですから。就職＝【職歴】が必要なんですよ。社会人経験のない新人にいきなりフロントを任せる者はいません。お客様に対してあなたは英語で敬語を話せるんですか？お客様のニーズを英語で言われて全て応えられるんですか？
アメリカは即戦力を求めますので【学生時代にインターンをする】ことがほぼ必須です。これなくして【経験ゼロですが卒業してから入りまーす！】なんて暢気な人はいないのではないでしょうか・・・聞いたことがない。

一流のホテルでは一流のサービスが求められます。
まずは【日本語でそのサービスを与えられるかどうか】ご自身を高めてください。同時に英語の勉強を怠らないこと。サービスの一つは【相手に不快感を与えない喋り方】です。英語の発音もままならないのでは客は「コイツが何を言ってるのかさっぱりわからん！まともな英語が喋れる奴を出せ！」と怒られても仕方がありません。日本でも標準語で綺麗な敬語を～と言いますよね？

スタバも同じで、変な敬語で喋っていたりしませんか？
【キャラメルマキアートになります】とか。
（なりませんよ、このカップの中身がこれから変化するわけじゃないんだから）とお客様は心の中で思っちゃいます。