海上自衛隊のヘリコプターパイロットについて質問です。

Question

海上自衛隊のヘリコプターパイロットについて質問です。海上自衛隊幹部候補生学校からヘリコプターパイロットになるのと、航空学生からヘリコプターパイロットになるのでは後の勤務に違いが出てきたりしますか？

Answer 1

海自に小隊長制度はありません。

パイロットはどちらからなっても幹部ですから航空学生も
幹部候補生学校卒になります。
一般幹部候補生卒（A幹）のPと航空学生卒（飛幹）の違いは
長くヘリに乗っていられるのが飛幹
指揮官クラスへ行けるのがA幹
DDHの副長は主にこのA幹です
A幹は幕僚 監部 学校などの勤務に就きますが
飛幹は現場が多くなります。

訂正しました

いやいや 誤解も何も…

A幹は間違えました
A幹は防大卒 一般大卒の一般幹部候補生
防大卒一課程 一般大卒二課程です
B幹は仰るとおり部内です

一般幹部候補生（A幹） 防大卒 一般大卒から
パイロットなれますよ
現在P-1 P－3C SH-60パイロットに
実際にA幹からなっています
簡単に確認したければ
写真集「国防男子」防衛大学校開校記念祭祝賀飛行動画
見れば防大卒一般大卒のA幹の現役パイロットいますから
それ見てから言って下さい

江田島の一般幹部候補生期間中はパイロット教育はありません。
教育は職種別ではありません 共通です 1年後
幹部候補生学校卒 内地巡航 遠洋航海 ここで職種が決まり
艦艇 潜水艦 経補 艦艇装備は各術校 航空装備は下総

パイロットは小月他で訓練し回転翼 固定翼各パイロットになります

Answer 2

海自OBです。幹部ではないし、パイロットでもありません。
少し誤解があるようなので、回答しておきます。

海自のヘリパイロットは航空学生からのみです。実質的には。
防大から行く道もあるようですが、私は詳しくないです。
江田島の幹部候補生学校に、ヘリパイロット養成部門はありません。
私は約7年間、江田島勤務しています。一術校勤務。

A幹
防大卒及び一般大卒の幹部候補生採用試験合格者
教育期間=4月入校から翌年3月の1年間です。
卒業後、約半年間の遠洋航海(世界一周、南米等)に出ます。

B幹
部内幹候
教育期間=6月から翌年の2月
卒業後、グァム遠洋航海等

飛行幹部※
航空学生出身のパイロット
教育期間=9月から翌年3月
卒業後、グァム遠洋航海等

http://www.mod.go.jp/msdf/mocs/mocs/education/student/img/katei_01.gif

航空学生出身のパイロットに対して、
江田島で、幹部としての教育を実施します。
なので、"幹部候補生学校からパイロットになる"はあり得ません。
そもそも1年間で、パイロットにはなれません。数年かかります。

Answer 3

幹部候補生は、将来の小隊長、部隊長の
指揮官をめざします。
航空学生は、パイロットを目指します。
部隊長の中に航空操縦パイロットの職種があるので
部隊長の転勤の方が多いでしょう。
幹部は、デスクワークの静に対しては
パイロットは、出動の動です。