工業高校卒で二級建築士の資格を得る方法は、建築系の職種(実務経験)を3年間務め、卒業後4年目の二級建築士試験を受験することです。(建築士法第15条第二号) 来年(平成28年)3月卒業であれば、4年後の平成32年の4月上旬に受験申込、同年7月に学科試験、これに合格すれば9月に製図試験、製図試験にも合格すれば2級建築士の免許が受けられます。 建築士の受験には実務経験が必須で、以下のいずれかの職種に限られます。当然ですが新卒に任せられる仕事でありませんから、当面はこれらの補助しかできません。 ■建築物の設計・工事監理・指導監督(設計事務所やハウスメーカー・建設会社の設計職) ■現場監督(ハウスメーカー・工務店・建設会社の現場監督) 建築系の企業であっても、営業職や総務職の場合は受験資格としての実務経験年数にカウントできません。 ちなみに、工業高校卒で1級建築士を目指す場合は、2級建築士として更に4年の実務経験を経れば1級建築士試験の受験資格が得られます。 専門学校はその履修科目により一概に言えませんが、一般的には2年間の建築系専門学校を卒業すれば、2級建築士の受験資格を得られます。また、2級建築士にならずとも、4年間の実務経験を経れば1級建築士の受験資格を得られます。 建築系の4年生大学であれば、専門学校と同様に大学卒業後に2級建築士試験を受験できます。そして2級建築士にならずとも2年間の実務経験を経れば1級建築士の受験資格を得られます。 以下のサイトで各種学校を卒業後に必要な実務経験の年数等を確認できます。 (建築士試験を行っている機関のサイトです) http://www.jaeic.or.jp/shiken/jukenshikakuyoken/kmk-gkitiraninfo/index.html 開かれるページから、【一級建築士試験、指定科目~】又は【二級・木造建築士試験、指定科目~】のいずれかを選び、【地域】→【学校・学科の最新の指定科目】を選び、表示されるPDFの【必要な実務経験の最短年数】をご確認ください。
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