アンティーク家具が好きな素人です。 質問の回答にはなりませんが、何かの参考になればと思いまして、思っていることを書かせて頂きます。 アンティークというものは様式によりデザインがある程度決まっていますので、デザインと言っても、それらの時代のものをコピーするようなかたちになると思います。言い方を変えればデザインはパクリでOKということです。 自分で考えたオリジナルなデザインを強調するのであればアンティーク調になりませんからね。 ですから、アンティークで言えば、デザイナーの活躍できる範囲は少ないのではないでしょうか。 製造に関しては、アンティーク調の家具はデザインが凝っていてかなり手間がかかるため、リプロダクション(アンティーク家具の復刻品)については、ほとんどが人件費の安いアジア諸国で作られていると思います。 家具ではありませんが、仏壇などの細かい細工のあるものなども、本当の高級品を除いては今はアジア産がほとんどです。 人件費の面で国産では合わないでしょうし、国産で価格が高くなるのであれば本物のアンティークを買うほうがいいですからね。アンティーク調は所詮、本物とは言えませんから。 ある程度お金があり、なおかつ本物志向の人は本物に似せた復刻品には興味を持ちませんし、逆にお金が無ければ復刻品も買えない(復刻品も安くは作れないので)ため、イケア辺りのカントリー調のもので済ませるくらいかなと思います。 そういった意味で、アンティーク調の家具というのはあまり需要が無く、かなりの隙間産業になってくると思います。 どうすればお望みの道に行けるのか、私にはわかりませんが、アンティーク家具とずっと関わっていきたいと思われるのであれば、アンティーク家具屋で修復の仕事をするほうが、確実だと思います。 答えにならない回答で申し訳ありません。
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