解決済み
機械仕上げの定盤(面粗度がだいたい38μmm)寸法が300×300×60の表面を 精密定盤の精度(JIS2級相当)まで上げたいんですけど自力では無理ですか? 油砥石などで研磨しようと考えてます。 よろしくお願いしますm(__)m 用途は機械組立仕上げ2級の擦り合わせです。
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申し訳ない。修正箇所が有ったので再投稿します。 ずいぶん以前の話であまり自信が有りませんが、時間をかければ充分可能だと思いますよ。 但し、検定の事を考えるなら少しでもキサゲ作業に慣れる為に油砥石では無く、スクレーパーの使用をすすめます。 ①そのミニ定盤の表面を油砥石(中か荒)で飛び出ている所をならします。 ②必ず削りカスを綺麗に除去して下さい。 ③アタリをつける為に測定常盤又はストレッチャーでも良いのですがその表面に光明丹を油でといたものを均一に塗ります。光明丹は水にも溶けますが、ちょっとした油分でも弾いてしまうので、この作業には向きません。 ④仕上げるミニ定盤を裏返し、光明丹が塗られた測定定盤に静かに起きます。そして「8の字」を書く様に適量ミニ定盤をスライドさせます。 これを「赤あたり」と言います。御存知ならゴメンナサイ。 ⑤ミニ定盤を静かに持ち上げひっくり返し赤くなっている箇所を削り落とします。 削る道具は通称スクレーパーと呼ばれるものです。通常は「荒」「中」「仕上げ」と3本有れば事足ります。違いはスクレーパーの刃の幅で、勿論ここでは広範囲を効率良く削れる「荒」を使用。 ---------------------------------------------------------- コツとして、一方向から赤い箇所を削ったら違う方向から削って下さい。目の錯覚で意外と削り残しがあると気付く筈です。 ある基準に達するまで④⑤を繰り返します。 基準とは・・明確な定義は有りません。ただ一つ言える事は 「ここでサボると確実に仕上げに苦しむ」のです。 これは砥石でおろす場合も同じです。 --------------------------------------------------------- ここで注意すべき点は光明丹の粘度ですが、常に固めにしておいて下さい。固いのを柔らかくするのは簡単ですが、うすめ過ぎると使い物にならなくなってしまいます。 丁度参考になる動画が有りました。 ここではスライドのテーパーギブ(通称カミソリ)を削っていますが、手順は同じです。 https://www.youtube.com/watch?v=xKAHJiT9HL0 ---------------------------------------------------------- ⑥赤あたりの目途がついたら(上記動画参照)次はまずマスターとなる測定常盤に残った光明丹を全て拭き取ります。 参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=8bcswMegfbw ⑦次にミニ定盤の光明丹を綺麗に拭き取ります。そして今度はミニ定盤のあたり面に光明丹を③の時より薄く均一に塗ります。ここで④と同様「8の字」を描くようにこすります。すると光明丹で朱色になったミニ定盤の表面に黒いブツブツが出てきます。これが「黒あたり」で、赤あたりより正確に当たっている箇所が解ります。これをピンポイントで削らなくてはならないのでスクレーパーは一番幅の狭い物を使用します。 もし黒いブツブツが見難いのであれば、「ブリューペースト」(通称ブリュー)を極薄く引き伸ばしながら測定常盤に塗る事で大分見易くなると思います。 ⑧最後にどのスクレーパーを使用しても良いので、乗せたものが貼りつかない様に模様入れを施します。 参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=FYbJ6oJuLXE この会社では丁寧に「荒」「中」「仕上げ」をやっていますが、検定目的、しかも実物では無く、その道具として使うのであれば「荒」と「中」又は「荒」「仕上げ」の2段階で十分通用します。 ----------------------------------------------------------- ●とにかく一方向から機械的に削る事。取り損なっても気にしない。 次に別方向から削れば良いのだから。無理して最初の方向から削ると余計な所まで削ってしまう確率が増えます。 ●頻繁にスクレーパーの刃を研いでおく事。練習後に刃先を見るとエッジの所が白っぽくなっていると思います。白いスジが消えるまでダイヤモンド砥石で研ぐ事。 その際、ドライより湿式の方が良いです。灯油等をかけながらがベスト。 ●もしどうしても油砥石で磨くのであれば、「荒(通称青砥)」、通常の砥石、 仕上げ用の柔らかい砥石。最低でも3種類は用意して下さい。また目詰まり防止の策を考えて下さい。また、模様入れは必需なので結局スクレーパーのお世話になります。 ●全ての元になる測定定盤は定期的に精密検査する事。 水準器を最低4つは使い、ネジレ、傾き、中高、中ダルミを全て計測。特に中ダルミは修正し難いので気をつける事。そのまま放置しておけば致命傷。 ●出来る事なら、この際手先のキサゲより本格的な腰キサゲを覚えて欲しい。マスターすればどこの工場に行っても重宝されますよ。 スクレーパーは通常樹脂で出来た柄がついてます。このままだと手先しか力が入らず、最終仕上げと模様入れ等の軽いキサゲしか出来ません。大きな面積を削ろうとするには樹脂の柄を外し木製の長い柄に付け替えます。柄の手前には腰に当てても痛く無い様に皮や布等を付ける必要が有ります。 ↓
出来るけど、油砥石で研磨してと言う考えしか出ない人では無理だと思います。 仕上げのやり方としてはキサゲと言う考え方が最初に出るべきでしょ。 キサゲという言葉が出てこないと言う事はそれだけの経験しかが無いんだとしか思えない。 キサゲの道具が揃っているのなら練習がてらやってみるのも良いけど、道具すら無いんじゃないの・・・
この前の質問の方ですね? http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11145618701 せっかく回答したのに、まだ何もしていないの? 時間が無くなるよ。 返事も無いし、投票に回してしまうし・・。やる気あるの? さっさと荒研磨して、赤当たりとって、黒当たりとって、仕上げれば? > 自力では無理ですか? そのための方法をアドバイスしたつもりです。 質問したのに、聞く耳を持たないのなら、初めから聞かなければ良い。 > 油砥石などで研磨しようと考えてます。 38μmを、全部、オイルストーンでは難しいでしょう。何日かかるやら。
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