千葉県の教員採用試験について。 大学で中学、高校の音楽の教員免許を取りました。 もう、12年ほど前の話です。 …

Question

千葉県の教員採用試験について。

大学で中学、高校の音楽の教員免許を取りました。
もう、12年ほど前の話です。
現在はピアノ教室を開き、ピアノ講師をしていますので、本当に大学で、必要単位をとっただけです。
非常勤講師や、臨時職員の応募もした事がありません。

近い将来、シングルマザーになる予定です。
ピアノ講師は生徒の増減など、不安定です。
でも、大好きな仕事です。
何か教える職につきたいけれど、音楽しかやってきていません。
勉強もどちらかといえば、不得意です。

もう、36歳になります。
この年だし、一年かけて、猛勉強し、中学音楽教員として、採用試験を受けるのは無謀でしょうか？

教員採用試験の年齢制限もせまってきていますし、チャレンジしてみるべきか、または、潔く諦めて、違う道をさがすか、物凄く悩んでいます。
どなたかご意見お聞かせ下さい！

Answer 1

教育学部の教員です。いくつかアドバイスを。

１．まず、一年の勉強で正規採用になろうとするお考えは、いささか「甘い」ですから、数年計画を立て方が良い。

２．しかしその間、当然のことながら収入がないと困りますので、まずは「臨時的任用講師」の口を探して下さい。

この臨時的任用講師、通称「臨任」（または常勤講師）は勤務時間が正規と同じです。そのため、待遇や給料も正規採用と同じとなります。むろん、ボーナスや年休なども（勤務年数に応じて）きちんと出ます。

３．この「臨任」を数年やりながら、並行して採用試験の勉強を続けることです。数年間臨任をやりますと、特例として筆記試験が免除などの優遇措置を受けることが可能ですので、合格率が高くなります。

その上でいくつかの予備知識。

○生活を安定させるためには、もちろん「正規採用」が一番です。そのためには、特定の都道府県にこだわっていてはダメです。率直なところ、自治体によって倍率も違いますし、年齢制限も違います（59歳まで受験可能な自治体だってある）。つまり、受かりやすさが全然違うのです。

○「非常勤講師」と「臨任」は全く違います。非常勤講師は、１コマいくら（２-3000円）で、その授業さえ終わらせれば帰宅できます。ただし、これではお子さんを抱えて生活することはできません。

○「臨任」の採用に試験はありません。簡単な面接だけです。ただし、当然のことですが、これは正規採用の先生が何らかの事情（産育休、病休など）で休職したときに募集されます。ただ、音楽は（女性が多いため）比較的募集数は多い方です。

○免許は中高の音楽だとしても、法律的にはその免許で小学校の音楽専科も可能（担任はできません）です。ですから、小学校まで視野を広げてみることも必要です。その場合、千葉県よりは東京や埼玉の方が募集はあります。

講師の登録方法や、実際の仕事の探し方についてはそれぞれの自治体ごとに異なりますから、その辺はご自身でお調べ下さい。

Answer 2

確かに大変かも知れませんが、実力次第では何とかなる可能性もあります。

ただし、1点注意して欲しい事が有ります。
教員免許は10年に1度免許更新があります。
最初の更新のタイミングは35歳という事なので、現在免許の効力が停止中の状態です。

と、言ってもそんなに心配する事はなくて、今から更新講習などを受講して手続きをすれば免許効力は復活します。

そのため以下の事を行ってください。

1、教員免許の更新講習を行っている大学などを探す。
2、申し込めるかどうかを確認する。
3、実際に更新講習を受ける。
4、更新の手続きを教育委員会でする、

ポイントは「2」です。

更新講習は基本的には現職・代替・退職者しか受講できないようになっています。
採用試験を受ける採用予定者も受講できますが、採用試験を受験してからの講習になる大学もあれば合格が決まってからじゃないと駄目という大学もあります。
(定員の関係で、現在教員でない人を受講させて現職が受講できずに失職になるのを防ぐためですが、現職優先のせいで教員でない人が受講できる人数はかなり少ないです)

ここが結構苦戦する所なので、一先ず色々確認をしてみて下さい。

ここで苦戦するようであれば色々時間がかかってしまうので、そこからの採用試験なども微妙な所です。
簡単に更新講習を受けれる状態であれば採用試験にチャレンジするのも良いと思います。

ただし、採用試験は無料ですが、更新講習は有料です。
ただ何十万もかかる物ではないので金額にしては高くは無いんですが、大学によって金額も違いますしチャレンジする場合にはその事を書く美してチャレンジして下さいね。

まずは更新からになります。
そこで色々悩んでみて下さいね。