解決済み
全国の手話通訳士のかたに質問します。現在高校3年生の娘がいますが、手話通訳士の資格検定は二十歳からでないととれないと聞いています。 娘は、まずは言語聴覚士の資格をとるべく大学に行きたい!けれど、合格しなかったら就職して働きながら勉強し手話通訳士になると言っています。独学でとれるような簡単な資格ではないとおもうのですが・・・・ 手話通訳士の皆さんはどのようにして手話通訳士になられましたか? ちなみに娘は福祉科で、36名中、中程の成績です。 宜しくお願いします。
663閲覧
先の方も書かれていますが、なんのために手話通訳士になりたいとお思いなのか・・・が重要です。 現在の成績がどうか・・・ということは重要ではありません。 聴こえない人と交流したり共に活動し、試験対策すれば手話通訳士にはなれます。 ですが、あくまで資格であって(ましてや国家資格ではありません)職業ではありません。 また、生活の糧を得るためには弱い資格です。社会的地位もありません。 本気で目指す目的があって手話通訳士を!とお思いなら、言語聴覚士と並行してでも学習できます。 何かがだめだったら次に・・・なんて時間を開ける必要のない試験です。 通訳士試験を受ける前に、手話サークルに通い、まずは手話通訳者になって通訳実績を積むという時間が必要です。 独学で目指す方もあるようですが、特に日本の場合は、関係者や機関との関わりを持たないまま試験だけ合格しても、信頼される通訳者になることは難しい世界だと認識していただいた方が賢明かと思います。 若い方の意欲を損ねたいわけではありませんが、さまざまな覚悟はしておいてほしいと思います。
チエリアンじゃなくてすみません(笑)。 手話通訳士になるためには、聴覚障害者、特に聾唖者との関わりが重要になります。地方の人だと、手話サークルなどで聾唖者と交流しつつ、手話奉仕員養成講座⇒手話通訳者養成講座⇒手話通訳士試験のルートを取る人が多いと思います。 または、件数は多くないですが、埼玉県の国立障害者リハビリテーションセンター学院手話通訳学科に通って腕を磨く人もいます。 手話と日本語と、障害者福祉、聴覚障害者のこと、通訳理論等の勉強が必要です。若い人なら、日本語、障害者福祉、通訳理論は、通訳士試験の過去問をいくつかやっていけばなんとかなるかもしれませんが、通訳者養成講座に通った方がより理解しやすいです。社会福祉士の知識があるのもいいみたいです。 手話と聴覚障害者の理解は聾唖者とのつきあいなしには身につきません。外国語を学ぶのと同等と思ってください。外国語も言語と文化を学習しますよね。 手話の勉強を始めて通訳士になるまでの期間は、早い人だと3年くらいですが、8年~10年くらいの人が多いようです。それ以上かかる人もいます。 試験の詳細は「聴力障害者情報文化センター」のホームページをご覧ください。 ただ、お嬢様の夢を壊すかもしれませんが、手話通訳士の収入で生活できる人は一部の地域の一部の人に限られます。就職の幅がせまいです。地方の人だと、他に仕事を持ちながら、通訳依頼があった時(月に数回)に現場に行くだけの場合が多いです。なんのために手話通訳士を目指すのか、お嬢様によく考えてもらえたらと思います。
< 質問に関する求人 >
手話通訳士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る