1つ目は、コイルの回路に並列にコンデンサーを入れることで無効電流が減少します。交流回路では電源から供給される電流を皮相電流といいその皮相電流は、抵抗に流れる有効電流とコイル・コンデンサーに流れる無効電流の2種類からできています。また、コイルとコンデンサーに流れる電流は、ベクトルが正反対なので打ち消しあうようになります。そのため皮相電流は、皮相電流の2乗=有効電流の2乗+無効電流の2乗 になるので無効電流を減らすと電源側の電流が減ることになります。 2つ目は、電圧についてですが、銅線にも微小な抵抗があります。回路図の上下にあるrがそれになります。そのため電源電圧より負荷側電圧が通常低くなります。 そのことを電圧降下するといいます。 だから負荷側電圧は、電源電圧-電圧降下分となります。 電圧降下は、1つ目で求めた皮相電流 × 線路の抵抗r × 2個 になるため 全体的には、無効電流が少なくなると電圧降下も小さくなり負荷側電圧がたかくなる こんな感じですね。 By 電気工事科職業訓練指導員
コンデンサーは電力消費がありません。 手前に r と言うのが両端に入っていますね。左の電源の電圧は一定ですから r の分だけロスがあります。その分だけVの電圧が下がります。電流が大きいほど r でのロスが大きくなり ir 分電圧が下がるわけです。
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