美容外科を目指す医学生が在学中にやっておくこと。 私が医学部の1年生だとします。 将来は美容外科になるつもりです…

Question

美容外科を目指す医学生が在学中にやっておくこと。

私が医学部の1年生だとします。
将来は美容外科になるつもりです。
大学6年間のうちに少しでもキャリアアップが見込めるスキルを身につけておくつもりです。
現役医師をはじめとした美容外科や医師就職・転職市場に詳しい方に質問です。
1.中国人旅行者が大きな市場になると考え、中国語を本格的に勉強するつもりですが、中国語がビジネスレベルで使えるようになることで何万円程度の年収アップが期待できますでしょうか？あるいは費用対効果の面から見合わないでしょうか？
2.私は臨床医になるつもりですが、在学中にとある基礎研究領域を研究しようとしています。その経歴が臨床医、特に美容外科に就職・転職する際に役に立つのでしょうか？あるいは時間の無駄でしょうか。
3.その他、取得しておくべきスキルとそれによっていくら年収が上がる見込みがあるのか教えてください。

因みに社会人を経ての医学生です。
基本的にバイト、講義、サークル活動以外の回答をよろしくお願いいたします。

Answer 1

昨今の医師の市場価値の急落に伴い、美容外科志望医師数は著しく増加しております。
それに伴い大手美容外科グループでは、医師の報酬（成功報酬ですが）の削減を強めていますが、それでも志望者が切れない状況です。

美容外科に進むには、一定の知識があること、過剰なプライドを持ちすぎていないこと、経済原理を理解できること、若いことの4点の条件があります。

年齢的には大丈夫でしょうか？（就職時、少なくとも40歳以下でなければ需要がありません）

研修終了後、すぐに就職させる医療機関は減少していますので、最短で考えるなら、研修終了→麻酔科勤務（2年程）→就職の道が一番喜ばれます（外科ではなく、麻酔科です。形成外科では時間がかかりすぎます）

美容は完全結果報酬ですから、数字が出せなければ、クビになることを理解する必要があります。
就職した人間が3年後に残る確率は10％以下です。
また、一度美容業界に就いた人間は、通常の医療業界に戻ることは、著しく困難であることも念頭に入れる必要があるでしょう。
経験もなく、美容に進んだのはいいが、すぐにクビに成り、次の就職先も見つからないのんでは目も当てられません。
適正がなかった時の潰しも考えておく必要があります。

かなり厳しい淘汰が起こっている業界ですが（10年経てば、今以上に厳しくなる）、それでも保険分野のゴミ奴隷よりはマシかもしれません。
数字さえ上げられれば、良い待遇が得られるのですから…

1：自分で開業して、中国人を受け入れるのでなければ関係ありません。
その場合にはそれなりのリスクも覚悟する必要がありますよ。

2：時間の無駄です

3：年収を上下する要素は自分が上げた数字のみです。
資格だろうが、スキルだろうが、それを活かせるかは自分次第です。

在学中は医学の勉強を一生懸命行いましょう。
特に解剖学や麻酔の知識は重要です。
その他で、強いて言えば、営業の勉強をしておくのが良いでしょう。