先人の言葉に「趣味を仕事にするな」というのがある。 外科医をやってれば、どんなスプラッタで凄惨な手術でも怖いと思うことなしに出来るようにはなるだろうが、同時にそれを楽しいと感じる感情も失うだろう。 いくら楽しいことでも、仕事としてノルマを課せられ、達成しなければいけない環境で行わなければいけない状況では楽しめなくなる。 なれるかなれないか、ということも重要だが、患者を生かさなければいけないという重責のもとで強制的に毎日のように人体を切らされて満足なのかどうかということも考えなければいけないだろう。
言葉が悪いですが、質問者さんは、外科医というか、医者に向いてないと思います。 動物の心臓をメスで解剖するのが楽しいですか? 私は、外科医ですが、全然、楽しいとは思いませんね。 本来、死ぬべきでない生命を、自分の勉強の為に、犠牲になって頂いた。 動物と言えども、感謝の念を持ち、厳かな気持ちで、一生懸命に勉強すると思います。 そこで、勉強して、新しく気付いた知識、得た知識で、知的に面白いと思うことはあっても。 解剖それ自体は、楽しいものではありません。 外科医が手術を楽しいと感じるのは。その手術により、患者さんや患者さんの家族を救える可能性があるから。 「手術が成功すれば、本人も家族も喜ぶぞ!」と思うから、気持ちが奮い立つのであって、切り刻むのが楽しいとは一切思わない。 なので、心臓の解剖が楽しい質問者さんは、医者ではなく、研究者の方になるのをお勧めします。
なるほど:2
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