ドクターx外科医大門は「私はこの患者を治したいだけ！私は人間関係とか上下関係とか興味ないから！」というプロパガンダを唱え…

Question

ドクターx外科医大門は「私はこの患者を治したいだけ！私は人間関係とか上下関係とか興味ないから！」というプロパガンダを唱えていますが
医者は人間関係をやってはいけないのですか？見方を変えると医学部は人間関係が苦手な人は歓迎ですか？
患者さんの健康と病院内の世渡り,人間関係,社内政治,気配り,人間としての真心や誠意はどちらが大事ですか？
世間の声≒大多数の声≒患者に当たる一般の人＆政治家 的には、病院内の派閥争いは反対で、患者さんの治療を第一に考えて欲しいのですか？

では組織の論理を守らない、協調性のない身勝手でわがままだけど、非常に腕の立つドクターが現れた場合、その人は世間の声や政治家と組んだりすると相性が良いということですか？

Answer 1

医師の中には「先輩医師の言葉は金言」という諺があります。

医学は日進月歩ですが、しかし、それでも、医師の経験値、というのは、非常に大きいものです。

なので、上下関係を大事にするあまりに、自分の医療倫理を曲げる必要まではないと思いますが。先輩医師の言葉は、経験則として、尊重した方が、安全な事も多いですね。

また、ドラマみたいに、ミスをしない医者、というのは、この世に存在しません。
ミスをしない人間も存在しません。

そして、一人で医療はやれません。医師は何人かでチームを組まないと手術や術後管理も出来ない。

そして、一人の医師が、全ての専門科のすべての医療知識を把握していることもありえない。消化器外科の医師は、脳外科の手術ができない、逆もしかり。

しかし、人間は、専門科のように、医学みたいに臓器で分かれてはおらず、全ての臓器がつながっているので、人間を治すには、多くの科の協力が必要ですよね。

なので、先輩、同僚、後輩医師だけではなく、他の医療職、そして、患者さんともコミュニケーションをきちんととることが、安全な医療につながります。

ただ、確かに、無茶苦茶な事を言う上司もたまにいます。

そういう場合は、基本的には、人間関係＜人間の命、というのは医者としての当然の義務。

ですが、人間関係に興味がない人は、そもそも、医者に向いてないでしょうね。

繰り返しますが、失敗をしない医者、人間は、この世には存在しない。

なので、ドクターエックスみたいに「私、失敗しないです」といって、手術に失敗したら、説明義務違反で、即、裁判で敗訴ですよ。
手術の失敗というのは、例えば、手術の技術的に成功しても、患者の容体が結果悪くなれば、それも失敗に含まれますよ。

だから、現実にはありえない話なんです。

Answer 2

私も上下関係興味なし！
上下関係あるせいで、いいたいこと言えなかったり、コミュニケーションがダメだったりする。

互いにある本当の人間が生まれない