ベネッセ新修国語辞典は中学生用の辞書ですが、実際には中学生ともなると大人用の辞書でないと物足りなくなるものです。 どういう言葉を調べるのかによっておすすめは変わりますが、とりあえず学生さんにおすすめする国語辞典としては、大修館明鏡国語辞典第2版でしょうか。他に岩波国語辞典第7版や、金田一先生の学研現代新国語辞典第5版も良い辞書です。好みもあると思いますので、実際に大きな書店に行って引き比べてみましょう。いずれも言葉の意味だけでなく、言葉を深く理解するための詳細な解説が付いているなど、とても行き届いた辞書です。 また、古語は古語辞典を買うのが本筋ですが、中学生ですし、ある程度古語も載っている国語辞典を買うという手もあります。小学館新選国語辞典第9版とか旺文社国語辞典第11版などがありますが、どちらも最低レベルの古語が載っているだけで、古語辞典の代わりにはなりません。新選国語辞典はアクセントが載っているのと、それなりに解説が細かいのが特徴です。旺文社国語辞典は和歌自体が見出し語として載っているのが特徴ですが、辞書の出来としては平凡で、学生にはあまりおすすめはしません。 ちなみに、ベネッセの辞書も片付けてしまわずに、一緒に使いましょう。辞書を調べるときは、特徴の異なる辞書をいくつも引くのが基本です。そうすることで言葉を深く理解することができます。 ***** 漢和辞典については中学生用の辞書でも良いですが(中学生用は中学生用で丁寧な解説があって面白いのです)、何冊も買う気がないのであれば高校になってから漢文の授業でも使えるものがよいでしょう。大修館の漢語林第2版や三省堂漢辞海第3版などがおすすめです。角川の新字源改訂版が昔から定番なのですが、古い辞書なのであまりおすすめしません。全く今風ではなく、使いにくいでしょう。 英和辞典は、自分のレベルによっておすすめが大きく変わるので、もっと詳しく質問したほうが良いでしょう。公立高校入試に備える程度ならば、普通の中学生用で間に合うように思います。高校に入ってから、自分に合ったものを買えば十分ではないでしょうか。参考としては、進学校なら10万語クラスの英和、中堅高校なら6~7万語クラス、それ以下なら5万語クラスといった感じです。語数が少なくなるほど、難しい意味が少なくなって、その分基礎的な解説が増えます。
そういう言葉を探すには、普通の国語辞典ではなくて、『古語辞典』がベストです。 私も、中学生当時は知らなかったのですが、高校入学の時 「揃えてください」リストに載っていて、初めて購入しました。 http://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/books/899118 漢和辞典や英和辞典は、本当に人それぞれと言うか 学校や先生によってお勧めのがあると思います。たいていの高校では、新入学生に「揃えてください」リストを配っています。
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