解決済み
図書館の仕事内容についてアドバイスをください。 秋から図書館勤務が決まった45歳女性です。短大で資格を取り、空きがないまま違う仕事をしていましたが、この秋から近くの図書館で雇ってもらえることになりました。小さな図書館ですので殆ど自分のみが常駐ということになるようです。 資格はあるとはいえ、25年も前のことで学校で勉強したことは全く忘れています。時代も変わっていると思いますし、どのようなことを下準備していいか戸惑っています。最低限これだけは思い出したほうがいい、ということがありましたらお教えください。 利用者として図書館に通っていた中で、資格があるといことがわかり、退職していかれる司書さんがわざわざ上司の方に話を通して下さり、今回の転職になりました。恥ずかしい仕事はできないと考えています。が、情けないことに教科書すら捨ててしまい手元にありません。御関係者の方、アドバイスをよろしくお願いします。
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なかなか就業の機会のない仕事ですので、まずは、おめでとうございます&愉しんでください~♪ このご質問からは質問者様の今後お勤めになる環境や立場が謎含みで複数想定され、確率的にあまりに低いけれど謎要素が無いのはごく小さい私設図書館くらい。館や立場により状況など色々です。 事前に何を準備したらいいかは、現行の司書の方に聞くのが本筋でしょう… とは言え。 上司や前任者や今後一緒に働く方々が司書資格と実際の業務について詳しければ(つまり往々にしてそうとは限らない)、25年前の資格を保有すること自体には期待していない筈です。司書資格保持者であることで気負わなくて良いと思いますので、以下それにつき、まとまりなく、公共分館レベルの直雇用非正規(でも常駐ですよね…)か業者スタッフを念頭に、私の”想像”を書きます。 ***************************************** しいて言えば、司書課程絡みで事前に独習するなら、「請求記号」「OPAC」「装備」「蔵書点検」「ISBN」「配架/排架」「目録」「相互貸借」「レファレンスサービス/参考調査」(参照: インフォメーションサービス/情報サービス)「日本十進分類法」「日本目録規則」「国立国会図書館(NDL)」「日本図書館協会」などの基本的な用語と固有名詞くらい…?話が通じないと、引き継ぎや今後の独習に困るでしょうから。当時の教科書があるとしても今webでまとまったリストなど見つけるほうがより適切です。でも状況により、挙げた例の単語のような基本中の基本でも現場で目や耳にする機会が無いものも出てくるかも知れないし、逆に館種によってはその館種なりの初めから知っておいてほしい用語があることも。 請求記号の付与方法や 相互貸借の有無/方法、装備を自前でするか/その方法(業者が装備済で納本してくるとしても簡単な補修くらいはするかと)などは、その館によるので、まずは引き継ぎが円滑に進むレベルと考えて用語程度。他館がどんな方法をとり、様々な方法の長所/短所は…って話は業務についてからゆくゆく…または必要になってこないかも。知りたいなら25年前の教科書を見るのは不適切でしょう。 その館のOPAC操作や業務システムに慣れるのは必要でしょうし、利用者としてのOPACの使い方に慣れるのは事前にご自宅でできるでしょうけれど、これに教科書(特に当時の)は役立ちませんし、確率的にはかなり低そうですが当該館でOPACを使っていないかも…? 常駐ということで、勤務先と立場によっては、司書としての業務、というよりも、利用統計や報告書作成、他の方々の勤怠管理など事務的作業がかなりの部分を占めるかもしれませんが、これも司書課程(特に当時)の勉強が直接役立つわけではないですよね。 昨今の公共での動きや想定されるクレームなどからすると、「図書館の自由」とそれに関わる事例は押さえておいたら理想的な気もしますし(この資料を置くのは不適切では、という利用者への対応などにつき、知識と自分なりの見解を持っておく…但し自分の見解で動くって意味ではない)、ホームレスへの対応、飲食やおしゃべりや延滞にどう注意するか/しないか、などが世の多々の公共でどんな感じなのか、知っておくのも良いでしょう。でも、これらも実際の注意点は現行の司書の方から引き継ぎ時などに説明があるでしょうし、当時の司書課程での知識など役立つとしても基本的な理念くらいで、近年のニュースや雑誌/web記事を読むほうが…。そもそも事前の独習でのマスト事項じゃ無いし、現段階でその知識や見解を期待されるとは想定されません。 調査方法や信頼性についての考え方は授業内容に含まれたかもしれませんが、調査回答にどの程度関わるのか全く想像できません。とはいえ調べるためのツールが時代とともに変わってきていますし、最低限おさえたいツールも館の状況で変わってくるので、色々な意味で当時の教科書ではきびしいです。オーソドックスな昔から今でも定番の参考書(児童生徒や高校生が使う学習参考書のことじゃなく参考書誌)のタイトルと概要は事前に押さえておいてもいいかもしれませんが、当時の教科書だけみて「これは今でも大事、これは今は使われない、これは今はwebで」なんて多分判断できませんよね?参考書の知識が必要になるとしたら現状に合ったツール、実際の業務、現場の書架などから学んでいくのかと。あとは「自分がその場で答えてはいけないこと」に注意するくらい? 司書課程と直接は無関係ですが、私なら、事前に、職員目線(のつもり)と利用者目線で、現状の書架や(蔵書構成、請求記号、資料の状態、排架のみだれ、etc.)、利用者の様子を観察しておきます。 また、これも何の仕事でも同じでしょうけれど、実際に働き始めてから具体的な疑問はちょくちょく発生すると思うし、知る必要があることも多々出てくると思います。 そのとき、自分が何がわかり何がわからないか、自分で判断して良いのか保留して誰かに指示を仰ぐのか、わからないことを誰にどう尋ねるか/何を使って調べるか、そのあたりの判断力は大事です。 その判断と、接客業としての側面に、留意はしておいても…って、これも単なる心構えだけですよねえ。 それに、そのあたりは、現行の方が見込んで推薦してくれたのかもしれませんね! ********************************************* こんな感じで、冒頭に書いた通り、「司書資格があるのに恥ずかしい仕事は」とか「当時の記憶も教科書もない」とか焦ることは無いと思っているのです。 回答者としての私の身分・経験が具体的にかけず恐縮ですが、公共図書館の勤務経験は、ありません。その点、信頼性として差し引いてください。 第一知恵袋は「Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。」というものですし(笑) 資格課程取得時期はほぼ同時期です(笑)私自身、自宅にも資料は多々ありますし、PCのお気に入りにも沢山つっこんで適宜再整理してますが、必要なものは私と異なるでしょうから挙げても何の参考にもなりません。ただ…資格課程での”教科書”は既に持っていないです(爆)持っていても面白かったとは度々思うのですが。 あくまでも余談として。 もし今後に直接役立たなくても、面白いので、一度覗いてみてもいいかも。 福井県立図書館「覚え違いタイトル集」 http://www.library-archives.pref.fukui.jp/?page_id=368 国立国会図書館「調べ方案内」 http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/ レファレンス協同データベース http://crd.ndl.go.jp/reference/
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