医療ソーシャルワーカーとはどんなことをする仕事なのでしょうか。 患者さんの話を聞く、というような業務内容だと認識し…

Question

医療ソーシャルワーカーとはどんなことをする仕事なのでしょうか。

患者さんの話を聞く、というような業務内容だと認識して医療ソーシャルワーカーになりたいと思ったのですが、調べていくにつれて何をする仕事なのかよくわからなくなってしまいました。

詳しい方お願いします！

Answer 1

医療に関して困っている人に助言を与える仕事です。
ありがちなのが、医療費が払えない人や自宅介護に
ついての話になるかと思います。
医療費が払えない人の場合は、公的支援を紹介しますし
事故の場合は労災や自賠責の請求方法を紹介します。
自宅介護の場合は公的な支援の他、介護の方法を教える
団体の紹介をすることもありますね。
要は患者が治療に専念できるようにするための仕事です。

「医療ソーシャルワーカー業務指針」（厚生労働省保健
局長通知）という指針があるので、検索して熟読して
みてください。それから必須ではありませんが、社会
福祉士資格を持っていると仕事に幅が出ます。
社会福祉士の場合は、医療点数を請求できるケースが
あるのでぜひともほしい資格ですね。

Answer 2

患者さんとたくさん話しますよ。
でも話を聞くのは目的があるからです。話を聞くことが仕事ではありません。
医師も看護師もリハビリの療法士も事務員も、それぞれの役割を果たすために患者さんの話を聞きます。それと同じです。

医療ソーシャルワーカーは、疾病を抱えながら、あるいは疾病による障害を抱えながら生活するための相談支援を行います。
患者さんのこれまでの生きてきた様子、病気になる前の生活、今後どのように生活していきたいのか、そうしたことを本人や家族と一緒に考えながら、病気や障害があってもできるだけその人らしい生活ができるように様々な制度などを活用できるよう働きかけます。
その結果として、介護サービスを調整したり、転院先や施設を探したり、制度の手続き方法を伝えたり、等々という働きをします。

つまり、患者さんの生活のことを知り、これからの方針について相談するために患者さんと話すわけです。
色々な人生譚が聞けて興味深い反面、人が生きていく辛さもたくさん耳にすることになります。
ソーシャルワーカーに興味がおありであれば、是非いろいろお調べになってみてください。