解決済み
―【臨床開発職の実際】― 臨床開発職への転職を検討しています。 製薬メーカー、CRO等で臨床開発職をされている(されていた)方! その他、臨床開発職の実情をご存知の方! どうか教えてください!4つ質問がありますが、ひとつだけお答えいただくだけでもOKです。 すこしでもたくさんの方のお話をお伺いできれば幸いです。 ①最近、臨床開発職の求人が増えているようですがぶっちゃけなぜですか? 業界の成長が著しいからですか? 離職率が高いからですか? それとも・・・? ②MRは営業の側面が強く、医師や病院関係者に対する接待などをせざるを得ない職業だと聞きますが、 臨床開発職はいかがですか? 臨床開発職においても接待は必要な業務のひとつですか? ③臨床開発職の将来性について、先行きは明るそうですか? キャリアアップは望めそうですか? ④臨床開発職に活かせる資格・スキルとして 薬剤師、看護士、臨床検査技師、MR経験、獣医師、理系学部卒 などがあるようですが 資格・スキルによって有利、不利はありますか? あるとしたら、どの程度の差がありますか? また上に挙げた資格を有利な順に並べるとどのようになりますか?
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元MRです。会社によって内情はいろいろ違うので一概には言えないのですが、一つのサンプルとして考えてください。 ①おそらく開発が難しくなったからではないかと思います。新薬を使用する際、患者さんの同意が必要となりますが、不治の病に効く薬ならいざ知らず、既に他社から効能がある薬が売られているのであれば、受けてもらうことができず難儀します。 私のいた会社では離職率は高くなかったです(MRの離職率は恐ろしく高かった)。 ②開発も接待があります。①の通り、受けてもらうのが難しい薬の場合、ドクターを接待してドクターの人間性(?)で強引に治験を取ってもらうこともあります。無理なお願いの時には、それなりの見返りを用意するのが医療業界です。 ③製薬業界は会社ぐるみで博打をうっている要素があるので、何とも言いがたいです。例えば、某大手製薬会社のように何十年と新薬が出ていないところがあります。薬価は下がり続けるので収益は悪化します。それでも新薬研究は続けなければならないので、莫大な費用がかかります。化学薬品が治験の結果、薬として認証を得る確率は1/10000と言われております。1万もの未知の化学物質を作り出し、そのなかで薬になるものを見つけ出すという行為は、博打のようなものといっても過言ではないです。もっとも、海外メーカーから日本未承認の薬を購入し、日本で治験ということもあるので、すべてが博打というわけではないです。 (補足)まだ未知の要素があり、政治的な問題でもあるのですが、海外で認可を受けた薬を日本でまた一から治験を行なうという行為が非常に馬鹿げているという意見もあり、今後は、世界的な治験の基準を作り、そのガイドラインにのっとった治験を行なえば、自動的に加盟国の承認も受けられるという方向で動いています。なかなか障害が多いので、この制度が導入されるかどうかは不透明ですが、導入されれば、治験の多くは国外で行なわれるようになります。臨床開発の仕事はなくなることになりますが、個人的には、当面なくならないと思っています。 ④製薬業界というのは古い体質なので、社内で頑張って得た資格やスキルも、ほとんどがその会社でしか使えないローカルルールのことが多いです。ただ、一般に製薬業界は業界内での転職が簡単にできるし、外資系からのヘッドハンティングも多いので、その会社のやり方は、参考になるし、基本的にドクターとの人間関係を大切にしていく職業でもあるので、そういう意味では、転職は有利です。
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