専門学校の「職業実践専門課程」について。平成２６年から専門学校（専修学校）で一定の要件を満たした場合に文部科学大臣から「…

Question

専門学校の「職業実践専門課程」について。平成２６年から専門学校（専修学校）で一定の要件を満たした場合に文部科学大臣から「職業実践専門課程」の認定がされています。この課程だと就職に有利になりますか？

Answer 1

「職業実践専門課程」は企業等と連携した実習や実技の授業に取り組む専門学校の学科について、文部科学大臣が認定したものです。
制度そのものは平成２６年からのスタートですので実績はまだありません。

認定を受けるためには授業内容・企業等の連携や実習等・教員の能力向上への取り組み等が基準として設けられており、これらを全て満たさないと認定されません。

また、平成２６年１０月から雇用保険の教育訓練給付制度も大幅に拡充され、「専門実践教育訓練」が導入されます。
これは、受講者が支払った教育訓練経費のうち、４０％を支給（年間上限３２万円）。更に、受講修了日から一年以内に資格取得等し、被保険者として雇用された又は雇用されている等の場合には２０％を追加支給（合計６０％、年間上限４８万円）。給付期間は原則２年（資格の取得につながる場合は最大３年）（以上、厚労省サイトより抜粋）と言った内容です。

そしてこの「専門実践教育訓練」の対象となる講座は、 専門学校の「職業実践専門課程」も含まれています。

以上のように、専門学校の「職業実践専門課程」は国が認定し援助する制度ですので、結論としては「就職に有利」になるものと思われます。