トラックの運転手の休日や、１日の行動について、詳しく教えて下さい。 小説を書こうと思っているのですが、トラックの運転手…

Question

トラックの運転手の休日や、１日の行動について、詳しく教えて下さい。
小説を書こうと思っているのですが、トラックの運転手、特に深夜動いてる方たちは一体どんな感じのスケジュールなんでしょうか。家に帰ったり出来ますか?休みとかあるんでしょうか?夜駐車場に止まったりしてるのを見ますが、あれは何をしてますか?
教えて下さい。

Answer 1

私自身は、運送業には携わっていませんが、友人、知人から聞いた話。

・大手企業の定期便 長距離輸送 時間厳守、遅延に対するペナルティが大きく、運転手本人の精神的負担が大きい代わりに、定期的な仕事と、定期的な休日が補償される。
仕事が終われば、帰宅できる。

・大手でなくても、工場関係の納品で走っている運転手の場合は、日曜日や、盆正月には、納品先が受け入れをしていないため、必然的に仕事が休みとなる。宅配や流通関係では、年中無休。基本的には会社内で休日のローテンションを組むものの、誰かが休みとなれば、それを補う形で、誰かが多く走ることになる。

・流通関係 問屋から小売店への配送などは、小売店からの発注量によって、仕事量は増減するので、休日は補償されない。消費税増税前の駆け込み需要やら、夏の猛暑での飲料水の配送など、こういう時期に、運転手に休日はなく。一日の仕事を終えてから、更に、もう１便走ることもある。仕事が終われば、帰宅できる。

・フリーの長距離運転手 仕事を求めて、全国を流れる。空荷で戻ると大きな損失となるため、常に荷を積んで走る努力をする。出先から、更に別な地方へ向かうこともあり、景気の良い時代なら、年に数回しか帰宅しない。不景気になってからは、いくら待っても仕事がなく、やむを得ず空荷で帰宅する場合もあるという。年末年始でも、自宅には帰宅しないﾀｲﾌﾟがこのタイプ。

夜間走る場合。
積荷を、何時頃に積むのか？
自社で積み込んで走る場合は、日中積み込んで、その後仮眠。行き先に応じて、出発時間は変わるため、長距離ほど、早い時間に出発。多くは、朝一番の納品、となることが多い。夜間走っても、日中に戻ってくる場合もある。
短距離なら、早朝に戻ってくるが、長距離なら、昼夜運転することになる。なので、連日勤務は、無理。
流通センターなど、集積所で積み込む場合。積み込んでから出発。積み込み待ちの場合も。

中距離のフリーの運転手 夜間配送して、納品した帰りに、別の仕事で積んで走ることもある。朝刊を運んで、その後は青果市場へ、という、複数の仕事をこなすか、或いは、日中は、他の会社の車を運転して、アルバイトを掛け持ちする場合も。
私の職場でも、青果市場空の定期便を運転する人が、夜間（早朝に仕事が終わる）アルバイトしています。
基本、年中無休、夜も寝ずに働き続けていますね。