広告代理店に入社したのですが会社と自分のデザインが合いません

Question

広告代理店に入社したのですが会社と自分のデザインが合いません今月に入り新たに広告代理店会社に入社しました。

DTP・デザイナー歴は計8年目です。タイトル通りなのですが入社した会社と自分の制作したものが合わず苦戦しています。

経験はあるので臨機応変なデザインは出来るのですが、会社のデザインスタイルが少し偏っていると言うか社長に基本デザインのしなおしを命じられます。
今までの経験ならチラシならチラシらしいデザインを心掛けているのですが、修正指示がチラシ（地方イベントのチラシです）なのにイメージ広告のようにと指示されます。
デザインに正解はないのでそれはそれで良いと思うのですが、なにか困惑しています。
せめて、別案として始めのデザインも持ってけよと。
（クライアントの意思をきちんと伝えてほしいです。社長の為にデザインしている訳ではないので…）
周りのデザイナーの方々は経験1年そこらの人たちしかいなく、会社がどのようなスタイルを持っているのかが掴めません。（逆にそんなデザインで上げちゃうの？っと思うことも。フォント指定もサイズも空きも適当、感覚で作っている感じでやはりイメージ重視というか(゜_゜;)）
仕事の渡し方も原稿を送ったからとりあえず作ってみてって感じです。

デザイン事務所、広告代理店など渡り歩いた方、このような経験をされたことはありませんか？
よい立ち回り方、この会社の求めているものをどのようにくみ取るか。解るかたいらしたら回答お願いします。
かなり自信が無くなっています。
愚痴のような質問で申し訳ありません。

補足

noanoanoboxさん共感、賛同できるご意見でした。
自分が少し勘違いしていたのは、社員全員ですが、みんなが業界素人であったこと
職業訓練の延長で企業していたこと。顧客も知り合いの会社の1社2社程度
デザインのTPOの概念すらない。アーティスト感覚で仕事をする
致命的なのが全員デザインカンプすら出力確認もせずクライアントに渡すデザイン意識の無さ
noanoanoboxさんには申訳ないですが続ける意思が無くなってしまいました

Answer 1

営業とデザイナーの感覚の違いは、永遠の問題です。
なんか創ってみてよ。クライアントの意思がつかめてない人の言う決め言葉です。

でも、クライアントにいちばん近いのも営業です。
私は、いつも営業に言うのはクライアントの言った言葉をそのまま教えてくれといいます。
君の感じや希望はいらないから、お客さんの言ったままを伝えてくれ。そういいます。

それと、営業の欲しがっているものと、自分の創ったもの、必ず２種類持って行かせます。

どこのデザイン事務所、広告代理店、印刷会社、同じです。
自分の作品で一度は提案し、駄目ならこれも仕事と割り切って営業やクライアントの言いなりに創ります。

いちばんいい作品は、お客さんが気にいってくれたデザインが一番いいデザインです。
いろいろなデザインをするのも、あなたの巾を広げてくれると、思い頑張りましょう。

どうしても、自分の感性で勝負したいのなら、独立するしかありません。
いまの苦労もきっと、デザイナーとして大きな財産になります。
いろんな感覚、さまざまな感性の人がいますから、デザイン屋も大変ですよね。
とてもよくわかります。
でも、どこにでもある、ごく当たり前のことです。
気に入らないデザインも、仕事の一つと考えてわりきりませんか？

偉そうにごめんなさい。
同じ業界の人間として、頑張ってほしくコメントいたしました。
もう一度、言います。

いいデザインとはクライアントが気に入ってくれたデザインが一番いいデザインです。
冷たく聞こえますが、そこにはあなたの個性や、感性はいりません。
クライアントが喜び、営業が自信をもって持っていけるデザインがいいデザインだと思います。
営業が不満な作品を持っていくときは、「こんなデザインですが。いかがでしょう」と不安そうに提案します。
気に入ったものなら「どうですか！いいでしょう！」と自信をもって提案します。
そこに、通るか、やり直しになるか、大きな差がでます。
なんなら、一度営業と同行されてはいかがでしょう。
クライアントは喜んでくれます。この会社はうちのことをこんなに大事に考えてくれるのだと。

私たちのデザインしたものは、一円でもお金をいただいたら、作品ではなく商品です。
割り切ってみましょう。
デザイン屋人生４８年の地方デザイナーです。