高圧ガス第二種販売について質問です。 現在液化窒素と圧縮水素のローリーに乗っています。 仕事自体は移動監視で大丈夫なの…

Question

高圧ガス第二種販売について質問です。

現在液化窒素と圧縮水素のローリーに乗っています。
仕事自体は移動監視で大丈夫なのですが、仕事の幅を広げるためにと思い、4年前に高圧ガス製造丙種化学特別、3年前の第一種販売を取得しました。

例えば、LPのボンベ運びをする場合は第二種販売の資格は必要なのでしょうか？

ガスの資格は複雑で、どの仕事にどの資格がいるのか分かりずらいので詳しい方教えてくださいm(__)m

Answer 1

お疲れ様です。ミスター高圧ガスと申します。

資格は必要があって取るものと思っていましたが、自己啓発で取られている方も多いみたいですね。取るのはいいですけど、使い道は先に調べておいた方がいいかと思います。

さて、第二種販売主任者免状ですが、使い道は以下の二通りのみです。
（１）高圧ガス保安法における販売所において、液化石油ガスを販売する場合に販売主任者の選任が必要です。その販売主任者の選任要件が、「第二種販売主任者免状を有する者（甲種化学、乙種化学、丙種化学、甲種機械、乙種機械でも可）＋6ヶ月以上のＬＰガスの製造または販売の経験（液化石油ガス保安規則第70条）」
（２）液化石油ガス法におけるＬＰガス販売事業者において、液化石油ガスを販売する場合に業務主任者の選任が必要です。その業務主任者の選任要件が、「第二種販売主任者免状を有する者＋６ヶ月以上のＬＰガスの販売の実務経験（液化石油ガス法第22条第3項、第4項）」
概略は下記のＵＲＬに掲載されています。
http://www.khk.or.jp/activities/regalexamination_course/regal_examination/classification.html

なお、ＬＰガスのボンベの配送については、少量ではなんら資格は必要がありませんが、3,000kg以上のＬＰガスを配送する場合にはＬＰガスのタンクローリと同様に、移動中は移動監視者の同乗が要求されていますので、以下の①～⑥のいずれかの人を移動監視者としなければいけません。（液化石油ガス保安規則第49条第8号で準用する液化石油ガス保安規則第48条第１4号）
①甲種化学責任者免状
②乙種化学責任者免状
③丙種化学責任者免状
④甲種機械責任者免状
⑤乙種機械責任者免状の交付を受けている者
⑥高圧ガス保安協会が行う液化石油ガスの移動についての講習を受け、当該講習の検定に合格した者

ちなみに別の方が回答している、液化石油ガスの設備工事は「液化石油ガス設備工事士」の資格のある者でなければ出来ません。（液化石油ガス法第38条の７：下記参照）
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（液化石油ガス設備工事の作業に関する制限）
第38条の7 液化石油ガス設備士でなければ、液化石油ガス設備工事の作業（特別の知識及び技能を必要とし、かつ、液化石油ガスによる災害の発生の防止上重要と認められる作業であつて、経済産業省令で定めるものに限る。以下同じ。）に従事してはならない。
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Answer 2

販売二種はガスそのものの販売業務が出来ます
またＬＰガスの供給設備（ガスボンベから調整器を経由してガスメータまで）
の施工が出来ます（液化石油ガス設備士の資格と別枠）
丙種製造はＬＰガス充填工場の責任者になれます
（丙種はＬＰガス限定です）
バルクローリーに乗務してバルク容器へ充填する場合
移動監視者（全ガス共通）と丙種液石が必要になり
販売関連の資格は必要ありません

Answer 3

https://www.khk.or.jp/activities/regalexamination_course/regal_examination/classification.html