解決済み
私は薬剤師をしております。 どっちも大変です。 学習内容が異なるのでどちらが難しいとは言えません。 またいずれも専門職なので『看護』に必要な知識・技術は医師よりも看護師の方が詳しいですし、『薬』に関しては医師よりも薬剤師が詳しいです。 それぞれ学習の方向が異なります。 ただこれは質問者様の求めている回答ではないですよね。 あくまで『国家試験』で要求される知識の『量』だけで比較するなら薬剤師>看護師です。 薬剤師は医療に必要な知識以外にも勉強する必要がありこれらももちろん国家試験に出ます。 たとえば警察での科学捜査の手法、麻薬・覚せい剤の検出反応の理論・方法。 薬を医療機関で使う側ではなく、製造するための物理・化学・生物学的知識。 環境については公害に関して原因物質・治療方法、果ては工場の煙突の高さについてまで。 身近なところでは教室内の換気回数・照明量、プールの水質管理、上下水道での浄化方法。 排気ガス・フロンなど大気汚染の測定・評価。 食品製造時の保存料・添加物や消毒方法。 まだまだたくさん挙げられますが幅が広すぎてここには書き記せません。 そのため薬剤師になるにはハンパない量の知識が要求されます。 最後に薬剤師法の第一条を簡単に紹介します。 国は『薬剤師は薬品・化学物質が関与する全てのことについて管理し、国民の健康を良くするようにしろ』と命令してます。 薬剤師が関与する問題は『医療』だけに限局されていませんので必然的に幅広い知識が求められます。 以上、薬剤師トリビアでした。
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薬剤師さんの回答があるので看護師からもw 勉強の大変さに関しては同意見で、どちらも大変です。 看護師の職務は「診療の補助と病人ケガ人の生活上の世話」とされています。 診療の補助というのはものすごーく幅広いです。 内服治療、外科手術、食事療法、運動療法、リハビリテーションなど病院で医師が計画した治療の補助をします。 そしてその治療をより効果的にするために、患者さんと家族が生活を再構築するのを支援するところまで求められます。 ぶっちゃけ、看護師は薬剤師さんみたいな各領域の専門職よりも知識の量は少ないと思います。 ですが薬剤師、リハビリ技師、栄養士など様々な専門職が関わる時に、生活援助の専門家としてそれぞれの情報の橋渡しをする役割もあるためいろいろな角度で患者さんを理解する知識の幅が必要となります。 もちろん実際は病院や病棟などによって主に行っている治療は決まってくるので、働く上では全ては必要ありません。 しかし、国家試験合格のためには保健医療福祉全般の知識が求められます。
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