解決済み
現在、高校2年生です。大学は今のところ九州大学の薬学部に行こうと思っています。薬剤師になりたいと考えているんですが、 ①薬剤師の給料は年々低下していると聞いたんですが、沖縄などの地方でもその現象は起きているのでしょうか?現在、沖縄では薬剤師が不足していると聞きました。 ②薬剤師でもいろいろあると聞いて、どの仕事があるのか知りたいです。 ③薬局の他にも、製薬会社の道もあると聞いて、実際、製薬会社ではどのような仕事をするのですか?薬剤師の免許を持っていた方がやはり有利なのでしょうか?一応、今は薬学部の臨床薬学科(6年制)を考えています。 ネットで調べていくうちに、薬剤師目指してて将来大丈夫なのかな……って心配になります。 旧帝だから大丈夫だとか、薬剤師だから安泰だよとか言う人もいるのですがその根拠が分かりません。 受験勉強のための励みにもしたいので早めに決断したいです。 みなさん、回答お願いします(*_*)
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① 沖縄県には薬学部がないから、たしかに不足していると推測しても不思議ではありません。 しかし、沖縄県は、あるい意味では「日本一広い県」とも言えますよね? 何しろ離島が各地に点在しているのですから。沖縄本島はどうなのでしょう? 果たして薬剤師不足かどうか…? 離島ならば、納得はいきますが。 かつて2000年代の「新設私立薬学部設立ブーム」の前、九州南部は国公立・私立ともに薬学部が存在しない空白地帯でした。それゆえ、たしかに薬剤師は不足傾向にあったようで、 九州南部出身の知人が、故郷の病院に就職したところ「病院に就職して2年目の時に」、あるお医者さんから「ワシは今度、開業するつもりなんだが、ワシの医院の門前薬局を開業しないか? もしその気があるなら、ワシが○○銀行に顔を利かせて3000万円くらいなら融資できるように手配してみせる」なんて勧誘されたというすごい話もありました。 しかし、近年の情勢はさすがにそういうわけにもいかないようです。 ② 薬剤師の免許を活用して働くとなると、調剤薬局・ドラッグストア・病院という「医療現場」で働くことを基本とし、ほかには「薬剤師免許が必要になる公務員」などとして働くことでしょうか? ③ 製薬企業への道もありますが、就職活動において有利・不利を考えると「同じ6年間の就学期間」であれば、 4年制学科卒業 + 大学院修了 (博士前期課程、2年間) > 6年制学科卒業 ということになります。これは、研究職などを想定した場合です。 6年制学科を目指す人たちにとっては「薬剤師免許をもつことになる、自分たちの方が優遇されるべきなんじゃないの」と言いたくなるかもしれませんが、現実はそうではありません。 大学院で研究をしている、ということのほうが重視されるのです。6年制学科だって研究室に配属されて研究をするのですが、4年制学科 + 博士前期課程のルートを歩む人たちには及ばないのです。 薬学部薬学科が6年制に移行する前 (2005年以前の入学者、旧4年制時代の入学者) においては、製薬企業の研究職や開発職を目指す大学院生たちは、「薬剤師免許を持っていて、博士前期課程修了見込み」という状態で就職活動をしていました。 いうなれば、現在の「4年制学科卒 + 博士前期課程修了見込み」よりも、「6年制学科卒業見込み」よりも【自分をアピールする武器を持った存在】だったのです。 しかし、就職活動において、理学部・工学部・農学部など出身の大学院生に比べて「薬学部卒だから」という理由で優遇され、採用されやすかったというわけではありませんし、「薬剤師免許の存在が強力な武器になった」ということもありませんでした。 そういう状況ですから、6年制学科の人たちが、『学部卒の学歴』で就職することを前提で就職活動をして、企業に対して「自分は薬剤師免許をとる見込みなんですからっ」とアピールしても弱いのです。 もちろん、6年制学科卒の学歴で、製薬企業の研究職に採用される人はゼロではありませんし、ふつうの地方国立大学に比べて、旧帝大ならば可能性は上昇します。 しかし、可能性が上昇したとしても、「4年制学科 → 大学院進学した人と同じ割合で採用される」というわけにはいきません。
沖縄県は、薬剤師不足です。 厚生労働省の資料(H24.12.31現在の人口10万あたりの人数)を見ても、 全国で1、2番に低い数字になってます。 多分、数年で過剰に転ずることはなさそうです。 給与については、全国的に低下してますので、その影響でしょう。
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