解決済み
海上保安庁の特別警備隊になりたいのですが、海上保安大学校に行ったら、どのようにしてなれますか? 教えてください。
また、転勤などはありますか?一軒家たてられないですよね。(笑)
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海上保安大学校を卒業すれば、巡視船勤務を2~3年、 その後、本庁の係員としての勤務を2~3年、 次は、巡視艇の船長として、2年程度、 その次は本庁の係長として、2年程度 と、いうのが、一般的です。 1期で約50人いて、その内、1名が大阪にある特殊警備隊の任務につくことになります。 この場合、巡視艇の船長等の前後から、約5年ほどの勤務になるそうです。 で、後にも先にも、この1回切りというのが、海上保安大学校が幹部養成学校だから仕方ないことです。 各管区には、1隻の特別警備隊を乗船させる巡視船があります。 大学校での成績にもよりますが、陸上勤務以外の巡視船が、このタイプの船であれば、2~3年を3回程度、勤務することは可能です。 ちなみに、大卒は、全国転勤です。 しかも、3年勤務はまれで、ほとんどが2年勤務です。 でも、30後半から、40前半には、自宅を購入し、後は単身赴任というのもけっこういるかと思いますよ。 どのような生活設計をするか次第ですね。
海上保安庁の『特別警備隊』というのは、他の公安機関の特殊部隊のように独立した組織ではありません。普段、巡視船に乗船している乗組員(海上保安官)に、孤立無援の海上において万が一の状況が発生した時に備えて『特殊部隊』並の技術を習得させておこう、という意味合いで取り組まれているシステムです。便宜上『特別警備隊』と呼称されているだけで、普段は通常の警察官として働いている人間が、いざという時に機動隊としても任務が為せるようにしているのと同じ事です。 間違っても、海上保安庁の中に『特殊警備隊』という“部隊”が、独立して存在しているという意味ではありません。 ですので、将来の要職(指揮官・船長・本庁指揮官)に就くべき人間を育てるための、いわゆる幹部学校である『海上保安大学校』出身の人間には、そのような機会は滅多にありません。あくまでも『特殊警備隊』の訓練・資格を受けるのは現場の海上保安官です。その中から適性等を見極められて、試験に合格し、そこで初めて特殊警備隊隊員たる資格を保持する海上保安官となれるのです。 なりたいのであれば、『海上保安大学校』ではなく『海上保安学校』出身の“現場”の海上保安官となるのが一番です。ただし、先にも説明した通り、全ての海上保安官が資格を取れるわけではなく、普段の勤怠や適性が考慮されますので、必ずなれるわけではありませんので悪しからず。 転勤等の職場待遇や環境ですが、あくまでも普段は海上保安官ですのでそれに準じることになります。ですので、異動も当然ありますし、長期航海も有り得ます。特殊警備隊として出動できるのは、“何かが起こった”時だけです。それ以外は、海上保安官としての業務をこなしつつ資格保持者として人より倍以上の訓練を積む日々となります。 何度も言いますが、特殊警備隊というのは独立した部隊ではなく、各管区や各巡視船の人員の中から編成される“デキる”海上保安官の事を指すので、警察内部において常に特殊部隊員として所属するSAT等所属の(捜査等の業務を行わない)警察官とは、意味合いが異なりますのでご注意ください。
特別警備隊は、各管区に1~2隻いる特別警備強化巡視船に乗り組む海上保安官をいいます。 卒業して、希望すれば乗るチャンスはありますが、警察のようにその系統の仕事ばかりを続けることは、出来ません。
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