看護師と理学療法士という仕事に少し興味があるのですが...。 この２つの仕事の給料、あまり差はないのでしょうか？ ま…

Question

看護師と理学療法士という仕事に少し興味があるのですが...。
この２つの仕事の給料、あまり差はないのでしょうか？
また、看護師は今目指す人が増えていると聞きますが理学療法士のほうはどうなのでしょうか？
資格を取った場合、一生続けられる仕事なのでしょうか？
３つほど質問してしまいましたが、回答よろしくお願いします。

Answer 1

元理学療法士です。

理学療法士に関して先の回答者の方はやや語弊があるので…

理学療法士は難関資格ではありません。今は学校が乱立し高校でろくに勉強してないような学生でもAOや推薦で楽に入れる状態です。選ばなければ偏差値30代でも入れてしまいます。

ただあまりに学力の低い学生は着いて行けず退学しますね。専門学校の方が留年、退学者は多いです。

給与は先の方がおっしゃるように基本的には大きく変わりませんが、夜勤のある分看護師の方が多くなります。また看護師は基本的に不足しているので引く手数多です。高待遇で募集しているところがあります。理学療法士は上記の通り学校が出来すぎたせいでこれから飽和すると言われています。人口が二倍くらいあるアメリカと比べて、日本の理学療法士数はアメリカの二倍くらいだそうです。

資格をとり就職できたらとりあえず働いていけます。ただ理学療法士の給与は年々下がってきており、生涯年収を考えたら一般企業のサラリーマンの方がはるかに高いです。安くてもいいなら理学療法士はいいかもしれません。

Answer 2

病院にもよりますが、基本給だけなら大差ありません。看護師は夜勤があるので、夜勤手当分理学療法士より給料は高くなります。
どちらも国家資格ですし、理学療法士の方は専門学校でも大学入試レベルの難関資格です。国試の合格率をみても看護師より大変だと思います。また、ヘルニアやぎっくり腰など、ケガのリスクの高い仕事でもあります。目指す人はどちらも増加傾向にありますが、学生のうちに挫折したり、現場に出てからすぐに辞めてしまう人が多く、一部の大病院を除いて不足している現状に変わりはないです。
看護師は重労働ですがヘルニアやぎっくり腰になっても続けられる職場が選べますが、理学療法士は現場で働き続けられるか不安はあります。
妊娠・出産しても看護師は働き続けられる勤務形態を選べますが、理学療法士でパートで妊婦で…となるとハードルは高いと思います。まだあまり職場の体制が整ってないのかもしれません。

看護師サイドからリハビリの場面を見ると、大変そうだがとても楽しく仕事している様子がうかがえ、患者の回復していく過程が間近で見られ、やりがいのある仕事だと思います。
一方理学療法士サイドからは、治療に直接関わることができないもどかしさみたいなものはあるようで、看護師もやりがいがある仕事だと思ってくれているそうです（私の職場の方の意見です）。