解決済み
医学部面接について 医師の方のご回答をいただきたいです。現在、医学部一回生です。 昨年の受験で受けた質問の気になっています。 ①医師志望理由②本学志望理由③あなたが考える医師の良医④医療訴訟の原因と改善法⑤患者数が多くない疾患に多額の資金と時間を費やす事に賛成か反対か 上記の5つを問われました。 ①②③は無難な回答を ④については、原因を激務によるヒューマンエラー、解決策をワークシェアリングを行い、医師一人あたりの労働負担を減らすことと答えました。 しかし、本当は私は医師のヒューマンエラーはそれほど多くないと考えている為、本患者さん側が合併症と医師のヒューマンエラーによる医療事故を混同している事が原因、解決策はリスクの説明の強化としたかったのですが、患者さん側に責任を押し付け、医師側にインフォームドコンセントの不備があると誤解されるのではないかと思い、止めました。 結局①から④の全てが無難な回答だったからか、⑤で全く対策していなかった予想外の質問をされました。 少しお時間をいただき、私は患者数の少ない疾患に多額に資金と時間を費やす事に反対とし、その理由を、患者数が多く現在の治療では完治の難しい疾患に研究費と時間を割くべきだと考えますと答えました。 私の回答をお聞きになった面接官が「医療の平等原則に反していないか」と再質問されたので私は「医療は平等なものですので、私はより多くの患者さんを救える方法を選択するのが最良だと考えます」 このようにお答えして面接が終了したのですが、やはり⑤の回答は医療従事者として相応しくないものでしょうか? 頭が真っ白になってしまい、論点が多少ズレてでも「わかりません」と答えるのが最も心象が悪いと思い、意見の述べやすそうな反対意見を選択しました。 正直、何をお聞きになりたいかがわかりませんでした。 「患者数の多くない疾患でも苦しんでいる方がいらっしゃるのであれば資金や時間を投じる事に賛成です。」が模範解答でしたか? 私は、「(資金や時間は有限ですが)患者数の少ない疾患に多額に資金と時間を費やす事に賛成ですか?反対ですか?」 と解釈し、前述の回答を致しました。 ①から④の回答が無難な回答だった為、目をつけられたのでしょうか? 仮にそうであっても医師である面接官に、「医師の技量不足が原因です。」なんて言えませんが、多少インパクトのある回答をすべきだったのでしょうか? 非常に悶々としていますので模範解答をお願いします。
私の面接に対する心情は ①医学的知識で専門家に勝てないので極力、特定の病名を出さない(追及されては逃げられない為) ②漫画やドラマを志望動機としない(現実とフィクションは違うと言われるリスクを考慮して ③医師や患者を否定しない。(相手が医師である事、医師が相手にしているのは患者である事) これらを守る為に無難な回答をしましたが、④番目の回答後明らかに圧迫気味になりました。
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面接に正解、というものはあまりなく、どれだけ、きちんと正しい論点で話す事が出来るか、という事だと思うんですけど。 しかし、面接官も良い質問をしますよね。まあ、④に関しては「ちゃんと、医療情勢を勉強してますか?」という意味ですよ。 ④の、医療訴訟が増えた原因は、質問者さんが考えた事が正解です。 なので、面接官も「うーん・・・ヒューマンエラー・・・ちょっと違うんだけどなあ・・・。まあ、ワークシェア自体は必要なものなんだけど・・・」とは思ったと思います。 医療訴訟の増えた原因は、インターネットやメディアなどによる過剰な情報提供で患者側も情報を整理しきれていないという点。 また、社会全体が権利意識が高まった事で、病院に対する要求も増えている。というのが最大の理由だと思います。 訴訟までいたるのは、医療事故もそうだけれども、その後の説明に納得がいかない、または、特に治療に問題がなくても、氾濫する情報等で患者さんや家族が誤解してこじれてしまった場合だと思うので、やはり、誤解、行き違いがないように、丁寧に説明していく事だと思います。 解決策としては、医師やスタッフが十分に説明する時間を確保する為に、今の労働負担を減らす為にワークシェアなどを考えれば良いと思います。 また、どんなに良い治療をしていても、訴訟される危険があるので、文書を残す、スタッフ間で報告、連絡、相談をきちんと行うなど、基本的なディフェンシブな体制は常にとっておくべきだとは思います。 ⑤に関しては、ちょっと、それは、失敗の回答だと思いますね。 面接官の言う通り、医療の平等性に反する回答だと思います。 ⑤に関しては、答えなんて無いんですよ。質問者さんの思想を知りたかったんです。良い質問ですねー 私の回答も「条件つきで反対です」となりますが。賛成です、という答えでも、いけそうな気がします。 「医療の平等性があり、少数の疾患でもきちんとした医療を受ける権利があるので、採算にあわないとしても、必要な分の医療、医療資源は可能な限りは少数の患者の為に確保はしなければならない。ただ、あまりにも多額な医療費、資材を投入すれば、他の疾患の患者さんの利益に反するので、他の患者の治療費とのバランスをとらねばならない」 というのが正解でしょうね。質問者さんが「少数を切り捨てる」と言ったのは、やはり、医学としての答えは間違いですよ。少数派を守るのが、医者ですから。 おっしゃる通り、医学的知識、医療背景の知識で、現役医師である面接官と戦うのは、愚の骨頂ですよね。 また、漫画やドラマを志望動機にしないのも、当たり前でしょうね。別に、それが志望動機でも構わないんですけど、医学部を受けて、医者になる、という為の試験なのですから、具体的な目標としての志望動機は求められますよね。 はっきり言うけど、医療ドラマよりも、現実の医療現場の方がドラマティックですよ。俺が作家だったら、多分、何本も本書ける。 医師や、患者を否定しない。その通りですよね。モンスター患者が増えている、とでも学生が言おうものなら、即、圧迫面接にかわると思います。 まあ、その面接官にとって、①から③の質問なんて、どうでもいいんですよ。あまりにアホな答えさえしなければ。 多分、ポイントは、④、と、⑤なんでしょうね。 しかし、厳しい質問が来ましたねー。現役の医師なら、多分、答えられるけど、学生だと、酷な質問だと思う。
4人が参考になると回答しました
全ての質問に正解はないと思いますので、個人的見解を申し上げます。 <④について> 質問者さんの④の答えはワークシェアできない病院で激務をしている医師からは大きな共感をよびそうです。ただ、医学部に入る前の面接で、医師の労働負担を減らすことが改善につながると答えることでの面接官の心障はあまりよくないと考えます。正直、「医師になる前からなに言ってんの?」と思われます。そして、現在の医療崩壊は医療者の長時間労働で支えられているとも言える中、「労働時間減らすべき」と言われても困ってしまいます。そこには労働基準法との矛盾をかかえている現場と言う問題点もありますし。質問者さんが、将来研修希望病院でのマッチング面接で、時々、「研修のための時間外労働をどう思うか?」というような質問があるかもしれません。その際、「無理です」的なことを言うと、間違いなく落ちます。(それで問題になった大病院が過去にあるので)おそらく、質問者さんの労働時間短縮を持ち出した意図は全く違うところにあるとは思いますが、上記のように受け取られかねないと思います。 そこで、個人的な考えとしては、<原因>①弁護士の増加②医療不信③医師患者関係の変化<改善方法>①患者さんおよびその家族との信頼関係の構築と強化②医療訴訟に至ったケースの勉強(こういう勉強今増えてます)③誠実な医療行為をすることを心がける・・・くらいかなあと思います。ただ、実際訴訟となるのなら、別の角度のアプローチが必要らしいですが。 <⑤について> 質問者さんが20前後の若人だと思います。面接官はおじさんなので、「資金や時間の問題は非常に大きなことですが、患者数が少なくても、なんとか治療法を見つけたいと思います。ですので、人数の多い少ないのみで判断するのことが正しいことなのかとても難しい問題だと思いますが、賛成とさせてください。」というのがいいかなあ?と思います(ちょっと逃げ?)。質問者さんの答えは、、「現実」だと思います。患者が多くないと、なかなか大学も研究費を捻出できず(製薬会社などの資金援助が主である現在では、多い患者さんへの治療法の方が、会社経営に利するということです)、質問者さんのおっしゃるとおりに現況はなっているように思います。ただ、医師は、利益を生むことに寄与する仕事では本来ないのはご存知の通りで、「学者」の一面ももっていますので、そのような現状が歯がゆいんですよね。 以上、勝手に思いつくままに、かつえらそうに恥ずかしながら書き並べさせていただきました。ご参考になれば幸いです。
1人が参考になると回答しました
まぁ正直なところ、その回答の内容で大きく印象や合否は変わらないと思いますよ? おそらく医療における問題点などについて多少でも考えたことがあるか(ニュースくらい見ているか)、あまりにも極端な考えを持っていないか、質問に対して考えをまとめてしゃべることが出来るか、といった辺りを軽くチェックしている程度でしょう。 高校生にそこまで斬新な回答、参考になる考え方など求められていないかと思います。入学時の面接は『あまりにも変な人、問題を起しそうな人を落とす』ものだと聞きますし。
1人が参考になると回答しました
医師の負担が重くなるのは 技量不足だからです。 文面からお受けする印象として マニュアル化的な考えをもっているようです。マクドナルドのアルバイトの店員と同じです。 できること 出来ない ことの すみわけをはっきりしないほうがいいと思います。 ⑤の質問に反対と決めて 面接官も共感すれば あなたも 一切 その件に関わらないことでしょう。 もっと質の高い向上心をもった医療従事者になってください。量のことはあなたが考えることでありません。 今の医師の悪いところの大半は実にコミュニケーション能力が欠けすぎていることです。これが色んなトラブルを引き起こしているの です。今の医師不足や負担の現状を考えるのであれば 政治や経営や別の仕事してください。
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