教えて!しごとの先生
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公立、私立どちらに進むか迷っています。

公立、私立どちらに進むか迷っています。30歳で、8年努めた仕事場をやめ、教師を目指して通信制に通い、勉強してきました。 そして、このたび、希望していた自治体と私立高校に内定を頂きました。 最初はずっと公立高校と思って、頑張ってきたので、地方自治体に合格したときは、最高にうれしかったのですが、運良く私立も内定いただき、迷いが出てきました。その私立高校は、最近グングン伸びてきている大学付属の高校です。 迷いの原因は一つ、給与面です。 地方自治体…手取り28万程度+勤勉手当2万〜3万+賞与4ヶ月 私立高校…手取り31万程度+残業手当5万〜8万+賞与6ヶ月 しかし、私立高校の場合、最初の3年は常勤講師で、その間の給与は不明です。あと、私自身、内部卒業生でもありませんので、本当に実力勝負になると思います。また、中学生を担当する可能性もあります。 保険や住宅手当は大差ありません。 ぼくが、教師を目指した理由は、自由な校風の公立高校で、勉強もクラブも一生懸命がんばる子どもたちを全力でサポートしたいという気持ちからです。困難校に行く覚悟も出来ていました。 (※前職が塾の校長だったので、今は、勉強ばかりではなく、様々な面からサポートしたいと思っています。) 上記の夢を持っている中で、給与を中心に決めてしまったら、すごく後悔しそうな気がします。 幸い、嫁も別に公務員として働いていますので、「お金のことより、あなたの好きな方に進めばいいよ」と言ってくれてます。 今の気持ちでは、地方自治体に進もうと思っています。もし、こういった岐路にたった方がおられたら、アドバイス頂けたら、大変心強いです。よろしくおねがいいたします。

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回答(3件)

  • ベストアンサー

    高校で講師をしている者です。まずは合格と内定にお慶び申し上げます。(という私自身は、公立高校、私立中学・高校の両方で勤務経験があり、さらに進学校から夜間定時制高校まで講師の身分で渡り歩いて今日に至ります。) 私の経験から結論を申し上げますと、究極のところは自分自身の相性次第だと思われます。ちなみに私の場合、進学校と底辺校では進学校のほうが、公立と私立では私立のほうが合っていると感じています。 さて本題に入りますが、あなたは公立か私立か迷う第一の原因として待遇面を挙げられていますが、それ以上に公立・私立ともにさまざまな勤務上のメリット・デメリットはあるものです。今日における待遇の差よりも、ご家族の将来の生活設計やあなた自身のキャリア形成にとって重視すべきものは何なのかを長期的な視点でよく考えたうえで、公立高校と私立中学・高校のどちらがよいかをお決めになったほうがよろしいかと思われます。 まず私立のほうですが、内定が出たのが大学の付属高校ということでしたら、あくまで一般的な話としてはいわゆる「ホワイト」(そこまで過酷な労働を強いられず、給与面でも高めの場合が多い)ですし、母体の大学へ進学する生徒が多いところは勉学面では比較的のんびりして、かつクラブ活動は盛んだと聞いていますから、その点では文句なしの環境だと思われます。 しかし他方で最大のデメリットは、今回の採用が「常勤講師」(=契約社員教員)で、3年間も事実上の試用期間があるという点です。ご承知のとおり「常勤講師」は毎年4月から翌年3月までの1年契約の身分で、中学・高校の兼担が前提です。もしあなたが学校側の要求する基準(これは単に授業のスキルだけでなく、担任や校務分掌、クラブ顧問としての評価なども加味されます)に達しなければ1年で契約打ち切りになるわけですし、今後、同じ教科で「常勤講師」の採用があった場合、ライバルとしてその先生と教諭(=正社員教員)の座を争わなければなりません。無論、競争に負ければ遅くとも3年後には契約打ち切りとなって自動的に退職となり、また他校で翌年度の「常勤講師」の職を新たに探す必要に迫られます。その点、公立高校なら1年間の「条件付採用」(=試用期間)を乗り切れば、将来的に任期制の導入などがなされない限り、定年まで安泰です。 ただ公立の場合、自治体によって差があるとはいえ、やはり勤務先を基本的には選べないという制約が大きなデメリットです。あなたは「自由な校風の公立高校で、勉強もクラブも一生懸命がんばる子どもたちを全力でサポートしたいという気持ち」から教師を目指したようですが、現場にいる者から言わせてもらえば【公立高校で勤務すれば、そんな幻想は遅かれ早かれ吹き飛びます。】 そもそもあなたが理想を描いているような高校は、国公立大学や有名私立大学に3分の1以上の生徒が進学するようなところです。底辺校なら生徒の学力は小学生レベルで、高校の教科書を使って授業ができるような環境ではありません。おまけに授業中は居眠りやおしゃべり、ケイタイいじりが当たり前ですし、放課後はバイトのために蜘蛛の子を散らすように生徒は帰って行きますから、そもそもクラブ活動(特に運動部)自体が無いに等しいです。その一方で、喫煙や飲酒、生活態度(教師への言葉遣いや遅刻・無断欠席、不純異性交遊や性行為時の避妊など)の指導に明け暮れます。(まだ駆け出しの頃に勤務した底辺校で、教員に“彼氏に中出しされた”と相談、というよりも愚痴を言いにくる女子生徒が複数いたことは今でも忘れられません。) より深刻な状況になると、これも上述の底辺校でのことですが、何事にもやる気がない生徒ばかりのため学校行事もまともにできない事態に陥り、体育祭すらままならなくなります。(ちなみに修学旅行でも、多くの生徒が「教師と一緒に行きたくない」「バイトを休めないから行けない」「(ケイタイの料金は毎月支払っているくせに)修学旅行の費用が払えない」などと言い出す始末で、結局、アリバイ作りのために書面でアンケートをとって毎年取りやめにしてました。)そのような生徒を、安易な気持ちや軽率な行動が原因で中退させることなく、どうやって安定した職業に就かせるか、あるいはそれ以前にどうやって社会に適応できる状態にして卒業させるか、という指導もまた教師の仕事です。 最後に、余談になりますが、私が居住する自治体では採用区分上、高校と特別支援学校高等部は分離されていません。したがって特別支援学校に配属される可能性もありますし、加えて高校教員として採用された場合でも「人事交流」の名目で公立中学校で勤務することもあるようです。つまり公立の場合、教師人生の中で「あなたの理想や希望とはかけ離れた」勤務先での5~6年間の勤務を、運がよくても1~2回は経験するための【本当の覚悟】が必要になってきます。

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  • 記事より http://www.news-postseven.com/archives/20120710_127539.html 【職種/公務員/民間】 幼稚園教諭/664万1025円/337万8400円 高校教師/699万 653円 /715万9000円 研究者/672万2718円/657万4100円 公務員は「地方公務員給与実態調査」(総務省・平成23年) 民間は「賃金構造基本統計調査」(厚生労働省・平成23年) ※週刊ポスト2012年7月20・27日号

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    ID非公開さん

  • まずは合格・内定おめでとうございます。 どちらを選ぶかはあなた様の性格にもよりますね。波風を全然立てない自信があるなら私立でもよいのではと思います。しかし、同僚の授業準備とか授業態度とかが気になるような性格で、かつ直言してしまうような方ですと、私立は不向きです。とにかく異動というのがありませんから、互いの正当な批判でさえタブーとなります。 公立であれば、5-10年をめどに管理職からの異動の打診もありますし、場合によっては1-3年でご自分の希望で移動することが出来ます。人間関係が悪くなった時に異動によって、環境を変えることが出来るわけです。 ただしご自分でも書いておられるように学校を指定して異動ということはほぼ不可能です。序列の最下位に位置する学校の荒れっぷりはたぶん質問者様の想像を超えます。対教師暴力など日常茶飯事です。一方頂点の進学校になると、教師の授業など聞いていられるか、というような傲慢な生徒たちもいます。 参考になりましたら。

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