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風景写真家について

風景写真家について写真家のジャンルの中に、風景写真家がありますが、 風景写真家の方々はどのようにして収入を得ているのでしょう? 写真集か何かを出して、その利益が収入となっているのでしょうか。 ご回答よろしくお願いしますm(__)m

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    まず断っておかなければならないのは、風景写真家という職業はほとんど存在しないに等しいということです。 (職業=その仕事中心に生計を立てている、という一般的な意味として捉えた場合) 考えてもみてください。何万、何十万といったお金を出してまで、風景写真を買いたいと思う人達がどれほどいるでしょう? 今は誰でもある程度の質の写真は撮ることが可能なんですから、たとえば富士山の写真が欲しいと思ったとして、写真が好きな人であれば、自分で撮りにいきたいと考えると思います。 もちろん赤富士など簡単には撮影できないものもあるでしょうが、それに対して仕事として成り立つほどのお金を払う組織なり個人が、それほど存在するでしょうか? 風景写真家を名乗っている、もしくはそう認識されている人たちがいるとすれば、ほとんどが普段はサラリーマンもしくは退職後のおじさん。 普段は広告や雑誌の撮影をしているカメラマンがやっているケースもあるでしょうが、彼らは多忙なので、前者よりはずっと少ないでしょう。 その中でも、副業と呼べるほどのレベルにまでなっている人すら、限られてくると思います。ましてやそれだけで食べていく人なんて、世界でも数えるほどしかいません。 その、数えるほどしかいない人物の代表として、現代も活躍中の人物を一人上げるとすれば、アンドレアス・グルスキーでしょうか。 彼の写真作品が、オークションで3億円で落札されたというニュースが、少し前に世界中を駆け巡りました。一枚の写真についた金額としては、最高額だそうです。 もちろんオークションですので、二時流通です。彼の懐に入ったわけではありません。しかし彼の名はますます売れ、ギャラリーに展示してある作品の値も上がったことでしょう。 一時流通の話をすると、一般的に作品はコマーシャルギャラリーに置いてもらい、お金持ちに買ってもらいます。 3〜4割程度インセンティブなどで持っていかれますが、残りが写真家の収入になります。 当然コピーできてしまうものなので、版画と同じようにエディションナンバーをつけて、流通量を制限することで作品の価値を保ちます。 写真集を出しても利益は微々たるものです。結構な値段しますから本当に好きな人しか買いませんし、良い素材をつかってつくりますから原価も相当なものです。 写真集はお金儲けというより、写真家が自身の活動の記録として遺していくものです。 日本では、畠山直哉や鈴木理策などが代表的でしょうか。 彼らでさえ、ほぼ写真芸術作品の販売だけでで生計を立てているわけではありません。 それぞれ本を出していたり、広告や建築の撮影もやっていたり、大学教授を兼任していたりします。

  • カレンダー、雑誌などに売る。 個展をやって売る。 写真集を出す。 それ一本で生計を立てている人って ほとんどいないんじゃないですか。 フリーとかスタジオの人が 副業から始めるケースが多いようです。

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