フリーライターとはどんなお仕事でしょうか？

Question

フリーライターとはどんなお仕事でしょうか？①フリーと言うからには会社に属してないんですよね。

変な言い方ですが「今日から自分はフリーライターだ」と
名乗れば「職業：フリーライター」になるんでしょうか？

②当たりをつけて飛び込みで出版社に
原稿を持ち込んだりするんでしょうか？

③フィクションの話で恐縮ですが・・・
名探偵の浅見光彦はフリーのルポライターで
よく「旅と歴史」に原稿を寄せていますよね。

取材費のことでよく編集長とやりあってますが
実際、経費は出版社が出してくれるものなんでしょうか？
それとも自腹？？

Answer 1

①属してません。名乗れば誰でもフリーライターですが、仕事がなければ「名ばかりライターの実態無職」です。
②そういう人もいないでもないですが、それで食ってける人はごく少数です。たいていは独立前にクライアント（依頼主）を複数確保しておきます。
③常識的な範囲なら出版社が払ってくれます。でもあまりに高額だと出版社の経営を圧迫するので、経費が高額になりそうなときは先にライターが出版社に相談するのがマナーです。

ちなみに浅見光彦みたいなライターは現実には存在しません（苦笑）。あんなんでメシ食えたら素晴らしすぎま……。
実在のライターが京都取材の記事を書く場合、取材スケジュールがギュウギュウに詰まっている（短期間で効率よく取材をこなさないと収益にならないから）ので、目の前で殺人事件が起きようが何しようが速攻で次の取材場所に向かうのです……。

Answer 2

フリーでライター兼編集者をしています。

①
基本的にはその通りです。ただし、なかには契約社員の編集者として籍を置きつつ、フリーライターとして活動している方もいます。私自身、一時期はその状態でした。

②
そういうケースはあります。ただし、実際に仕事に結びつく可能性は決して高いわけじゃありません。ちなみに私は一度もそういうことをした経験はありません。

③
最近は大手出版社も経費が少なくなり、ライターが負担するケースも多いです。グロスと言って、原稿料に込みって場合もあります。そのため、安いチケット、安いホテルを探すスキルもライターには必要です。