SPIノートの会が編集している、『この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている!』があります。しかし、これは人気企業2400社に絞ってまとめたものなので、ほとんど大手企業しか載っていないと思います。業界によってはマニアックな試験方法を採っているところがあるので、そういうのを知るには丁度いいかもしれませんが。 中小企業は事前に知るのは半ば諦めたほうがいいでしょう。 私は中小企業志望で現在も就活中ですが、就活を始める前は「近年はSPIを実施する企業が多く、中でも手間が省けるテストセンターが人気」と聞いていました。しかし、実際テストセンターを利用していた企業は応募者の多い、地元大手の金融機関2社だけでした。他はSPIでもペーパー方式か、未だに一般常識を実施する企業も多いです。 あくまで私の経験談ですが。 選考スケジュールに筆記試験の内容を書いてある企業もありますが、書いていないことがほとんどです。筆記試験には教養を測る試験と性格検査とがありますが、両方まとめて「適性検査」としか表記しない企業も多数あります。 問い合わせて答えてくれる企業もありますが、受験者を差別することになりかねないので、ほとんど教えてもらえないでしょう。 大学に卒業生が残した就活報告書がありますが、任意なので揃えがあまりないし、受験者の多い大手に偏っていました。それから、内定出しの早い業界(金融機関などら、5月まで)のものが多かったですね。中小企業の報告書は探す前に「ない」と判断していいほどでした。 私はそちらに不案内なのでよく分かりませんが、今の就活生はツイッターなどでお互いに情報交換をしているようですよ。試験日程が複数日に別れている場合、先に受験した人から筆記試験の内容や面接で何を聞かれたか教えてもらう、というように。就活口コミ掲示板みたいなものもあるし。 これは私が言われたことですが、SPIであれ一般常識であれ、どの問題にも対応できる学生を企業は求めているのです。ピンポイントで対策できるに越したことはないのですが、早くから準備を始め、こつこつと勉強を続けることが何より大切です。
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