「今のままではいずれ倒産するでしょう。」という答えを求めている人は多いのでしょう。 しかし実態は、全国の組合員数はここ十年増加傾向にあります。(もちろん準組合員が主体ですが) 営農、経済事業本体は縮小傾向にありますが、金融共済事業はむしろ拡大傾向にあります。 したがって、農協へのニーズが変化しているということでしょう。 だから農協自体が「発展するか否か」を尋ねられれば、「発展していくと答えざる得ません」 今農協は急ピッチで農業法人を育成しています。その法人に農地を集約し、出資も行い、職員出向なども行っています。 他の食品会社などを巻き込んだファンドの設立なども農林中央金庫がさかんに進めています。 つまり非農協系の担い手に対抗しようとしています。 この時に膨大な農協の資金力とネットワークは大きな武器になると思います。 いよいよ競争が熾烈になれば、非農協系担い手つぶしに走るかもしれない。 今まで比較的のんきにやってきた農協に、「競争力をつけろ」「ホームセンター」に負けるなとの声が高まっていますが、本当にそうなったとき、非農協系担い手にとって農協は脅威になると思いますよ。 先端的観光農業で成功している担い手にM&Aを仕掛けるなど水面下では検討されているようです。 TPPなどの新自由主義的な競争社会となれば、農協とて例外ではいられない。 もっともそんな農協など見たくないですが。
農協正組合員です。今のままではいずれ倒産するでしょう。巨大な独占企業ですが、それを支える事業者はなんと、すべて個人です。その個人の中で営農を工夫し、効率化し、耕作面積を拡大しているようなみなさんは、米を農協に出しません。付加価値をつけて自分で売るから。他の産物も同じ。肥料なども自らの調達ルートを確保しています。その昔、三ちゃん農業の時代はまとめて種や肥料を買って、まとめて米を売るための農協の意味はありました。でも、今は、納経で買うより、近所のホームセンターのほうが安い。ここが問題です。
これまでのような殿様商売を改めたとしても、農家自体が減っていますから、ゆっくりと衰退していくと思います。
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