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義肢装具士という職業の将来性はどうなのでしょうか? 機械化の難しい、職人技の手仕事だと思うのですが、 今後の需要、海…

義肢装具士という職業の将来性はどうなのでしょうか? 機械化の難しい、職人技の手仕事だと思うのですが、 今後の需要、海外メーカーの台頭などを見通して、 一生の仕事として懸けてよいものでしょうか?

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    実は、義肢装具士の仕事の大部分は、義肢ではなく装具の製造です。義肢は義肢専門の会社に外注で製造してもらって、装具のみ製造している会社も結構多いです。 装具は、病気やケガの治療・更生・矯正などで使います。 人の体は、全く同じ人はいません。またケガや病気も症状はそれぞれ違います。その人の体・症状にあった装具となると、同じ種類の装具でも微妙に違います。また素材もいろいろです。 装具は、採型をして、その人の体を硬い石膏で復元してから、症状に合わせて石膏を削ったり盛ったりして、もとになる形を作って、作ります。どの部分をどれくらい削って、どれくらい盛るか…これは職人としての経験が必要です。 1人1人にあった装具を一から正確に作る機械が開発されたら義肢装具士の仕事もなくなるかと思いますが、装具に関してはそこまで開発されていないように思います。 装具そのものは、義肢ほど複雑な機能は求められないからかもしれません。義肢専門の会社でなければ、すぐに仕事がなくなることはないかと思います。 あと義肢も筋電義手など高度でより人の動きに近い物がありますが、それを望まない患者さんもいます。高度な義肢の中には公費負担がない物があり、そうした義肢は費用の負担も大きいですし、機能が複雑になればなるほど使いこなすまでに時間がかかるからです。実際に優れた義肢のパーツがあっても公費負担で義肢を作るときにはパーツにも制約があります。リアルな義肢が製造可能になっても費用の面の問題もあるので、義肢装具士の仕事がすぐに激減することはないように思うのですが。 ただ、義肢装具士の数は飽和状態になりつつあります。患者さんの人数は急には増えないので、義肢装具士1人あたりの患者さんは減る可能性は十分あります。そのあたりでは、義肢装具士の将来性は、不安定だと思います。

    なるほど:2

  • 今は特殊技能ですが、こちらも機械補助装置の開発が目覚ましく、そのうち個体差は要らなくなると思われます。 アンドロイド化は、そこまで来ています。 なお、モノ造りという仕事は上記においてはかなり厳しいと思われます。

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