お世話になります。

Question

お世話になります。こんばんは。

２次試験に合格しました。（開き直りがよかったのかもしれません。）

自信が最後までもてなかったので今回は練習ということで試験を受けました。

試験の前半は会場も暑く、よくわかりませんでした。後半の質問で少し答えられたような感じです。

試験の点数の詳細もこの質問に対して何点という内容ではなく、自分の欠点は今回の試験では
よくわかりませんでした。
リーディングは、できてないと思いましたが点数をくれていました。

運がよかったとしかいえません。

この上の試験は難しいし、受ける人もすごく少なくなることも調べました。
能力もいるんだなあと思いました。（学生時代は英語はまったくだめでした。実のところ）

受けた人もすごく難しくなるとのことを聞きました。

勉強を少しでも続けたいと思っていますが今は少し合格にびっくりで
この先の目標を考えらませんが、

①単語をもっと覚える
②リスニング力をつける

この２つの課題にしてまたアドバイスをいだだけないでしょうか？よろしくお願いします。

PS.私が高校生のときはもっと英語の試験は難しかったとおもうんですけど、小学生がいたことも含めて時代も変わったと思いました。いつも文章がまとまらなくてすみません。

Answer 1

合格おめでとうございます。努力の結果だと思います。また、今の年齢でも目標を持ちながら努力されていることに敬意を表します。

さて、ご質問の件です。
まず、①についてです。語彙力は基本です。語彙を増やす方法で、中級以上の学習者に紹介しているのが、「語源を用いて覚える」という方法です。

具体的に紹介しましょう。英単語は、「ゲルマン系の本来語」の上に、フランス語から入ってきた「ラテン系の外来語」の二層構造になっています。ゲルマン系の本来語は、大抵１音節、例えば、make, drink, sing,などの語です。一方、ラテン語系は、２音節以上で、主に以下のような形になっています。接頭辞=副詞、前置詞+語幹=動作・状態+接尾辞=品詞、例えば、"prediction"を例にしてみます。pre:前に+dict:言う+ion:名詞語尾→前に言うこと=予言、というようなものです。"dictionary"、dict:言う+"ary":名詞語尾で「～するもの」→（意味を）言う物、つまり、「辞書」です。綴りが同じなら、語源も同じことがほとんどです。

これを学ぶためには、語源の書いてある辞書が必要です。英和辞典では、「Progresive英和中辞典」、（小学館）があります。また、この原本となっているのが、"Random House English Dictionary"です。後者は大きくて、重いので扱いにくいものですから、前者だけで十分だと思います。

語源で覚える単語集も出版されていますが、通常では使わないようなものが羅列してあるものが多いので、ご自身の目で確かめてみてください。

すでにお持ちになっているかどうかわかりませんが、そろそろ英語辞典を購入される時期かもしれません。やはり、"Oxford"です。私は、"Compact"を利用しています。正しい語彙の定義を知るには必要です。英和辞典では、文脈に合致する語義が書いてあるとは限りませんし、仮に正しい語義が書いてあっても、間違えて別の語義と勘違いすることもあり得ます。

さらに、"Thesaurus"（同義語・反意語辞典）も紹介します。簡単に言うと、「英単語を英単語で覚える」のです。つまり、日本語を介さないで語彙を増やすのです。私はペーパーバックの、"Oxford Thesaurus"を持っています。最近では、使用頻度が一番高いのがこれです。

次に②については、「音読」以外に方法はありません。"shadowing"と"overrwrapping"の２種類です。前者は音源のすぐ後を「影」のようについていくという練習方法で、同時通訳のトレーニングにも使われています。後者は、音源に「重ねて読む」方法で、音源と同じスピードについていくための訓練方法です。速く読めれば読めるほど、速いものについていけます。このやり方についてはネットで検索してみるといろいろ出てきますので、調べてみてください。

追伸部分についてですが、かつての２級は本当に難しいもので、高校在学中に取得するのは困難でした。今では、１級、準１級、２級、準２級と刻むようになり、かつての２級は、準１に近いレベルだと思われます。実際に問題を見たことはありませんので、判断はできませんが、２級を高校２年生で取得する者が大勢おり、かつては、２級以上だったのに、準１級以上が大学の推薦基準になっている外国語学部もあるくらいですから、おおよそのレベルはご理解いただけると思います。つまり、英検で評価されるのは、準１以上ですので、是非チャレンジしてください。成功をお祈りします。

参考になれば幸いです。