本当ですよ。統計も出ていたように思います。 医者の中では有名な話です。私も何人も自殺した精神科医の話を聞いたことがあります。 私なりに色々理由を考えましたが、要は 1.元々、精神的に不安定、あるいは変わり者が、人間の心に興味を持ち、精神科医になる。 2.精神科医という仕事が、精神的な負荷が大きい。 この二つに大別されるでしょう。 昔は、1が7割、2が3割だと思っていましたが、今は1が3割、2が7割だと思うようになりました。 精神科医は大変精神的な負荷が大きい仕事で、繊細な人には向きません。 仕事がストレスで・・とか、恋人が冷たくて・・とかいう悩みを聞いてればいいわけではないからです。 実際には、何回も自殺をする患者をなんとか生に引き留めておく、それでも自殺したり、電車にひかれて両足を失う、 飛び降りて全身まひになる、妄想状態で親を撲殺する、隣人を殺害する、元ヤクザの薬中に脅される、退院させないと殺すと脅す、 興奮患者と1対1で対峙する、抑えつけて拘束する、アルコールの泥沼で結局自殺される、 など、要は自殺と暴力、犯罪行為をどう抑制していくかが、手腕にかかっているわけです。 かなりドロドロした仕事です。心が弱っていつ自殺するかわからない患者を相手にするのも大変気を使いますし、敵意をもって興奮したり、暴力行為におよぶ患者を相手にするのも非常に気を使います。自殺も暴力も、発生すれば取り返しがつかないからです。 そんなわけで、元々心が繊細な人が、心に負荷をかけて、死んでしまうのでしょう。
なるほど:9
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