文系職種は転職しにくく、理系職種は転職しやすいというのは本当でしょうか？

Question

文系職種は転職しにくく、理系職種は転職しやすいというのは本当でしょうか？

Answer 1

ある意味本当で、ある意味異なります。
理系職は専門職となるので、言い方を変えると、
その道のプロフェッショナルです。
なので、求人そのものは非常に少ないのですが、
逆にマッチする求人が見つかれば、応募倍率も少なく、
人も少ないので、容易に転職する事が出来ます。

例えば、これまた極端な話ですが、
薬剤師と営業を募集しているとしましょう。
薬剤師の資格を持っている人はそんなに多くは
ありませんが、逆に営業であれば、資格は必要なく、
せいぜい「普通自動車免許」程度の話です。
なので、その二つの求人があった場合、
薬剤師については薬剤師の資格が無ければ応募
出来ませんが、営業であれば、誰でも応募
出来るので、倍率も上がれば、採用もされづらくなります。

エンジニアについても同じくです。
特殊技能や経験を持っているからこそ、求人数そのものは
少ないですが、競争相手も少ないので、普通のサービス業や
営業などの仕事と比較すると採用され易い傾向となります。

特に理工系は1ヶ月、2ヶ月で覚えられる仕事ではありません。
逆に接客業や営業であれば、勿論、長年の経験や勘なども
大事ではありますが、数ヶ月働けば、一通りの事は
出来るようになるので、そういう意味でも採用されやすい
仕事と言えます。