解決済み
知財関係の仕事に転職しようと思っています。関係者の方のアドバイスをお願いします。35歳 男性 1000人規模のメーカーで製品の開発・実験業務を担当しています。今年で弁理士試験受験回数4回になります。今年も短答試験不合格です(自己採点24点)。夏には子供も生まれることから弁理士資格取得を断念することにしました。しかし、4年にわたり勉強してきた知識をどうにか仕事に活かしたいと思っています。以下のどのパターンが良いでしょうか?ちなみに現在勤務している会社には知的財産部はありません。 ①特許事務所に特許技術者として転職する。 ②現在の会社で知的財産関係の業務ができないか相談してみる。 ③知財部のある他社に転職する。 ④転職せず、今の仕事を続ける。 ⑤その他
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継続して勉強されているとのこと、お疲れ様です。 今年の短答は相当難化したので24点なら、平均点の下げ幅(10点)を考えると、ここ数年の試験なら30点を越える力は付いてきていると思います。悲観すべきではありません。諦めたらそこで終わりです。 自身の解答を分析されましたか? 例えば、間違っている枝がいくつあるかを問う問題で答えが3つのとき、質問者様が2つまで正確に絞りこめていればあとは周辺知識の堅さが足りないということになります。 今年の問題は聞き方に癖があり、他の枝との関係で切らなくてはいけないような錯覚に陥りやすいですが、聞かれている条文はメジャー級のものが多く、それらの周辺知識、理解の堅さを問うものが多いです。 中間処理、審判、条約など、どの分野が苦手なのを洗い出しましょう。自己分析をして課題を設定してから、予備校講師に相談して、受講が決まったらしっかりやりましょう。 転職については、自己の経験をフル活用するなら貴社の地財部へ、もっと広い案件や外国の特許制度に触れたいなら特許事務所でしょう。転職についてはコンサルを利用すると、質問者様の経験値や将来を見据えて的確なアドバイスが貰えます。 頑張って下さいね。
なるほど:1
企業内弁理士です。 今年は試験難しかったらしいですね。 答えとしては、②、④です。 日本の弁理士試験は実務との乖離が大きいです。 弁理士の集まりで飲んだときに、 試験の知識全然使わないよね。50条以降ってほとんど引いた記憶ない。 という話題になって、皆が同意していたぐらいです。 なので、勉強してきた知識をどうにか仕事に活かしたいというのがそもそも難しいのです。 あと、実務経験がものを言う世界ですので、不利になります。 そのため、技術者として特許の仕事をするぐらいが一番優越感を味わえると思います。 技術者として弁理士を取って技術部における特許のプロとして活躍するのがいいと思います。 弁理士持っていれば技術者は信用してくれますでしょうから、裁量も大きいと思いますし、やりがいあると思いますよ。 実際そういう事例も知っています 知財部門では実務経験がなければそのような活躍は無理です。弁理士試験と実務とはまた別というのは実務者なら良く知ってますから。 間違っても、知財を専門にするべきではありません。 35歳だと採用も厳しいですし、待遇も激減します。 弁理士試験の知識は浅く広くですが、知財実務で使う知識はどちらかというと狭く深くなので、弁理士試験の勉強していたから活躍できると思っているなら大きな誤りです。 業界でない人が受けている場合、資格予備校とかの宣伝で幻想抱いている場合が多いですので、余り過度な期待はしないほうがいいかと。
④をお薦めします。 4年勉強して短答が24点…合格点の2/3以下しか取れない(今年の合格点は不明ですが、制度上最低合格点は36点です)のであれば、正直知財の仕事に向いてないとしか言いようがありません。 知財業界は理系出身者が多い職場ではありますが、法律とは切っても切れない職場でもあります。 なので、理系出身者と言っても向いていない方も多いです。 単語一つ一つの解釈や、てにをはによる意味の違い、形容詞や副詞の係受け、判例をベースにした論理構築、技術内容を上記のような法律的事項を駆使して表現する仕事を毎日しています。 人間には向き不向きがあります。 私も元々研究開発職で、現在は弁理士をしている、典型的な特許屋さんです。 質問者さんから見ると目指す道を歩んでいる用に見えるでしょうが、かつて肩を並べて実験わわしていた元同僚から見れば、単なるドロップアウトにしか過ぎません。 要するに、私には技術屋より知財屋の方が向いていた、単にそれだけの話です。 ちなみに、私は勉強開始から1年後に受けた初めての短答は33点でした。 それでも短答合格は3回目、最終合格は6回目でした。 お子さまが生まれるのであれば、あえて自分の適性があるか疑わしい棘の道に踏み込むのは、家族の幸せから遠ざかると思います。 自分の夢にお子さんまで巻き込むのは、親としてどうかと私は思います。 あと、少々失礼な言い方になりますが…質問者さんの4年間の勉強の成果は、適性がある人の1年未満にしか過ぎません。 現に私の様に、普通に初めての受験で半分以上の点を取る人が業界にはコロゴロいます。 その様な勉強の成果に執着して、大切な家族の幸せを見失うのは、あまり幸せな人生には見えません。 ご家族で、よく話し合って、将来の進路を決められる事をお薦めします。
なるほど:1
特許事務所は止めておけ。年下の有資格者に見下されながら安くこき使われるだけ。 ④をお薦めします。今転職したら給料は絶対下がるから。そもそも転職先がないという可能性もあるし。。。 弁理士資格取得は断念する必要はないと思うけど。。。私も含めて弁理士試験は皆働きながら受けてますよ。まだ4年しかやってないじゃん。10年位は頑張らないと。ちなみに私は7年かかりました。初めて短答受かったのも4年目だったし。私の習った先生は6年かかったと言ってましたね。そして短答受かった年に論文も口述も受かったって。 健闘をお祈りします。
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