「自分はどんな仕事も勤まらない…と悩んでいます」 先日、ライターになる方法をご質問されていたかと思いますが……挑戦されましたか?「勤まらない」の前に、まず「勤めていない」状況ではございませんか? 過去の質問から察するに、質問者さんはこんな心境ではありますまいか……今までにいろんな職場でひどい目にあったのがトラウマで、なかなか「勤める」勇気を持てない。「勤める」前に、情報だけで判断して「私には勤まらない」ときめつけて、あきらめて落ち込む。そんな私でも勤まりそうな簡単な仕事はないだろうか、たとえば取材ナシで人に会わなくていいライターだとか……とネットで検索したり知恵袋で質問したりして、ワタクシのような容赦ない回答者に「そんなあまっちょろい仕事はございません、あったら悪徳商法のワナです、ライターやるなら見習い修行で血を吐いてからですよ」という趣旨のことを言われてさらに落ち込む……と。 おそらく、「なんにも勤まらないワタシのような人間でもできる簡単な仕事はないか」という方向で探せば探すほどドツボでしょう。そうやって探した方向に待っているのは「実はとんでもなく過酷な職業」だったり「職業紹介商法のワナ」だったりするものです。よくありますね、在宅ワーク紹介商法。自宅から出なくってもラクラク高報酬……とかそういうヤツ。そういう商法ってのは、質問者さんのように「なんにも勤まらないワタシにもできそうな仕事がほしい」という願いを持っている人を喰って肥え太るモンです(逆に言えば、質問者さんみたいな悩みを抱えてる人はものすごくたくさんいるってことですね)。 ですから質問者様が就職難の負のループから抜け出すコツがあるとすれば、それはなにかひとつ「覚悟」を決めることじゃないかと思いますよ。なにもかも覚悟するのは無理として、まずはひとつ覚悟するってことです。 たとえば、質問者さんは「手に職」的なものを特に身につけてこられなかったという。質問者さんが雇用者だったらどうですか、そういう未経験者にいきなり在宅ワークを任せますか。任せないでしょう。未経験者こそきっちり出社して、現場で仕事を覚えて、それができてから在宅になってほしいと思うに違いありません。つまり「未経験である以上、出社は覚悟」。 ラクな仕事はないか、ラクな仕事はないか……と逃げ道を探せば探すほどドツボでしょう。ラクな仕事、そんなもんがあったらみんなその職についてます。未経験でもできて在宅オッケーで高報酬なんて仕事が本当にあるならワタクシだってつきたいですよ。でもそうやって流れ流れた場所にあるのはたいてい悪徳商法のワナです。 どっかで「えいっ!」とひとつ覚悟を決めにゃなりません。たとえばファミレスなど飲食業は未経験OKの代表格ですね。ずっと専業主婦だったオバサマでも労働経験のない学生さんでも働けるように、きちんとマニュアルが用意されている。でも在宅じゃあできない。「未経験OK、そのかわり出勤や接客は覚悟」です。 何を覚悟するかは人によって異なるでしょう。営業で1日中歩きっぱなしの覚悟か。運送業で一日走りっぱなしの覚悟か。工場のラインで立ちっぱなしの覚悟か。接客業で対人関係の覚悟か。それとも職業問わず「プライドを捨てる覚悟」か……。今後働いていく上で、自分は何を「覚悟」するのか。それを考えれば、少しは道が見えてくるんじゃないかと思いますよ。
なるほど:1
私もそう思って挫折してくじけていたこともありますが、結局は、就職した所で必死になってがんばるしかありません。まず気ばらしてそのように考えるのは、やめましょう。 気晴らしに漫画を読むか、遊びに行くとかそういう休日の明るいことを考えたらいいのではないでしょうか?
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