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防衛大学校では2年進級時に陸海空どこに行くか決まると聞きました。空が人気で、次が海、陸自が一番人気がないそうなのですが、…

防衛大学校では2年進級時に陸海空どこに行くか決まると聞きました。空が人気で、次が海、陸自が一番人気がないそうなのですが、本当でしょうか。空自を希望していたけど、希望していた空自じゃなくて陸自にされたから退校するというケースはよくあるのでしょうか。そういう場合でも一応は卒業してから任官拒否を選ぶんでしょうか。防大OBの幹部自衛官の方など、ご回答いただけましたらありがたいです。僕も防大志望なもので。

補足

kushikotaroさん、 OBの方よりご回答いただけてうれしいです。陸自には高等工科学校(以前の少年工科学校)があり、そこから防大に進学するケースがありますが、その場合でも絶対に陸自に行かなければいけないという決まりはないのでしょうか。

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    昔もそうでしたが、入学時点で陸海空の別を定めて入って来る学生は殆どいません。確かに主様のように漠然としたイメージはあると思いますが、自衛隊の全体の具体的な仕事なんて、そもそも高校生にわかるはずがないのです。家族に自衛官がいる関係者も多いですが、必ずしも親兄弟と同じ進路に進むとは限りません。 では、どのようにして学生が要員を決めているかと言えば、ズバリ1年生の時の訓練でイメージが決まります。 海上の訓練で代表的なのは夏の遠泳とカッター訓練。護衛艦への体験航海。 陸の訓練で代表的なのは富士野営訓練や草をつけての戦闘訓練。 そして航空の訓練で代表的なのは空自基地見学。 この傾向は防大4年間の要員別訓練にもあてはまります。 おわかりでしょう。海で泳がされ、奴隷のごとくオールを漕がされるか、陸で草をつけて地面を這わされるか、空でエアコンの効いた部屋で日がな一日飛行機を眺めて過ごすか?と聞かれれば、誰だって空を選びたくなります。空自は、華やかな航空ショウは見せますが、町までたっぷり1時間はかかるへき地のレーダーサイトなんて、絶対に見せませんからね。人気が集まるのは当然です。 陸2、海空各1と言う比率は昔から変わってませんし、航空志望が激戦区になるのは仕方の無いところでしょうね。 ただ不思議なもので、陸になってみると、陸も悪くないな・・と思うようになるもので、意外にハマって行くものです。 それは陸上希望で海空に行った人間も同様でして、船酔いで海には絶対行きたくないと言ってた人間でも立派に艦長が務まってます。 私の頃には卒業直前に空や海から陸に変る例もありましたが、今ではあまり聞きません。 山本五十六氏のファンで、海を熱烈に希望し、行けなかったから辞めると公言していた同期もいましたが、しっかり陸に任官し、ハマってます。要するに陸海空の志望動機の強さなんて、その程度に過ぎませんから、そのために折角入った防大の道を投げ出すような学生なら、任官してもたかがしれてます。 航空要員の全員がパイロットになれるわけじゃないし、陸上要員の全員が戦車に乗れるわけじゃありません。そういう事は入校すると段々わかってきます。だから要員を理由に任拒するような人間なら、そもそも防大に入ってません。 なお、要員の選考は学業及び訓練の成績と適性により決まります。希望の要員に行きたければ、防大に入って頑張るしかありません。それなりのレベルが集まった防大において、学業ではあまり差がつきませんので、特に訓練成績が重要になります。意外に思われるかもしれませんが、防大の訓練成績では相当な差がつきます。逆説的ですが、競争率の厳しい航空が第一希望であれば海自の訓練である遠泳も陸自の訓練である戦闘訓練にも絶対に手は抜けないのです。 補足について 高等工科学校の生徒であっても、要員選考に影響はありません。統計を取っているわけでは無いですが、むしろ、航空海上に進む生徒出身者の比率は一般高校出身者よりも高いと思います。(一般高校出身者の場合、一年時点で工科学校出身者に訓練成績で叶わないので、成績の良い分、希望の要員に進み易くなります。) 卒業名簿見ても、出身高校が工科学校と言う海自・空自幹部は実際いますよ。

    なるほど:5

  • 人気で言えばその通りのようです。 陸・海・空の要員は概ね2:1:1であり、海・空を希望する人は、陸を希望する人に比べて多少は狭き門となりますね。 しかしながら、多くの1学年生は「自衛隊を知らない」のが現実のようです。明確な要員希望を持っている人などは少数派と言えると思います。当然のことながら要員のミスマッチは存在するそうです。(このことは防衛大学校側も認識しています) それでも「幹部自衛官は職種:自衛隊、任地:日本と心得よ」との教育に促され、各々の指定要員に慣れていくのも現実だそうです。巷間で噂されているような「任官拒否して翌年度の一般幹部候補生を受験する」ケースもあるそうですが、モチベーションが難しく首尾よく宗旨替えの合格を手にする人は極めて少ないそうです。 それでも、成績優秀で、個人の目指す適性を有して、希望通りの要員に指定されている人も多く存在することも現実です。 陸・海・空の何れかの幕で、拘りのある職種を希望するなら防衛大学校は賢明な選択ではない可能性もあるかと思います。防衛大学校を目指すのであれば一応は「職種:自衛官、任地:日本」の覚悟は持っておいた方が良いでしょう。

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