経理職の方に質問です。

Question

経理職の方に質問です。経理の仕事に漠然とした興味があるので簿記の勉強を始めようと思っているのですが、
経理事務って実際どんなカンジの仕事なんでしょうか？
経理職に就いている友人は、
「社外との接触はほとんどなく電話も内線くらいでひたすらデスクワーク」
と言っていたのですが、一日中計算をしているような閉鎖的な職種なんでしょうか？
経理ができれば会社の状態を把握しやすくて色々提案などもできそうだし、
他の職種に比べたら自分のペースで仕事を進められるのではないかと思って興味を
持ったのですが・・・・・・。

経理の方いましたら、ぜひアドバイスお願いします。

Answer 1

経理ができれば会社の状態を把握しやすくて色々提案などもできそうだし
　↑
役員会議にでも出席できるようになればね。

自分のペースで仕事を進められるのではないかと←とんでもない、今の経理なんて、
PC入力が主で、それ以上はプロフショナル（税理士・会計士）の専門職域ですよ～～

Answer 2

会社の規模によると思います。

私は小さなメーカーの経理をやっています。
経理は私も入れて二人だけです。
個室でず～っとＰＣとにらめっこですね。
私はアシスタント的な立場ですが、
先輩は会計ソフト入力、給与計算、小口現金管理、銀行廻り、
社保手続き、決算から資産管理まで、幅広くやっています。

大企業だと細分化されているので、
管理職にならないと全体は見えてこないかもしれませんね。

Answer 3

経理の中でもわりと本格的にやっている場合（小さな会社の経理全て、または大企業のある分野（仕入支払とか売上金回収とか）の経理を決算まで担当している場合）を前提にお答えします。

仕事は請求書や社内の報告書や通帳などのいろんな資料をもとに会計データ（仕訳）を作っていく作業と、決算時など一定期間毎にデータの残高を見てそれが正しく入力されているか確認する作業、あとは書類整理などの付随作業、そして公開会社であれば監査法人の監査対応、こういったことが経理の仕事です。
一言でいえば数字をまとめていく作業ですが、後々の検証や普段の管理のために各種の台帳を作ったりするので、エクセルなどを多用します。
ＰＣ操作で1日明け暮れることはまったく珍しくはありません。

上記の他、資金繰りを管理して銀行借入やリース契約をまとめる財務の仕事や、外部報告書類である決算短信や有価証券報告書を作り公表するＩＲの仕事、経営指標をまとめて社内の役員会や経営会議で経営状況の報告や提案を行ったり、Ｍ＆Ａに際して買収予定会社の調査に携わったりする経営企画の仕事などもあります。
ただこれらは経理以外の独立した部署にしている会社の方が多いでしょう。

社外との接触は、会社によります。
私が以前いた会社では、営業の部署に事務方がほとんどいないため、経理が直接取引先と連絡を取っていました。仕入代金を数百件まとめて支払った翌日などは10分おきに問い合わせの電話がかかってきたりしたものです。
逆に営業側で仕入の請求や売上金の回収まで管理している会社なら、経理は社内の他部署の人達とのやりとりが主になるでしょう。それでも今度はその内線の対応が忙しいですし、なんだかんだいって社外とのやりとりは日常的に発生します。

外に出る用事がまったくない日もあり、こちらから他の部署に実際におもむくことはあまりないという意味では、たしかに閉鎖的なのかもしれません。

自分のペースが守れるかどうかはその会社の経理の体勢次第です。
たいていの会社は1ヶ月ごとに損益を確定する簡易的な決算業務（月次決算と言います）を行うので、毎月の区切り区切りになにがしかの締切が設定されています。
それに充分余裕をもって対応できるような経理の体勢になっている会社なら残業もなく楽だと思いますが、少ない人員でギリギリまわしているような会社だと、社内一残業している部署だったりするかもしれません。
今私が置かれている状況もそうですが、端から見ていつ過労死してもおかしくないくらい経理が働かされてる会社もそう珍しくはないですよ。

一つメリットを挙げるなら、業種を選ばずに転職できることですね。
ある会社で得た経験とスキルは他業種の会社に行っても通用しやすいです。

Answer 4

経理といっても、本社経理と支店経理では異なります。
本社なら、勘定分析や勘定の使い方などを会計士に指摘される前にチェックをして、訂正・指導をしますが、支店では伝票整理が主な仕事になります。
社外との接点は、営業に較べたら当然少ないです。電話も一日10回もかかって来ないです。
提案などができるかといえば、経費削減なり資産運用なりの提案はできるでしょうが、営業戦略などの経営に関することは、やはり営業が握っています。
後者の質問に関しては、どの職種でも、自分のペースに持ってくることが肝要ですよ。たとえ営業でも、客を自分のペースに引き込まないといけないとよく言われます。