通関士とは、貿易業界唯一の国家資格(管轄は財務省)。海外から飛行機や船で届いた荷物を、国内の市場に受け入れるための申告・検査・関税納付・許可といった通関手続きを輸出入者に代わって行う貿易実務のエキスパートだ。試験は全国各地の税関の通関業監督官が主催しており、10月上旬~中旬の日曜日、札幌や東京、神戸などの全国13都市で一斉に実施される。2003年度の合格率は12.1%。 通関士の具体的な業務は、輸出入品の種類・価格・重量・関税などの申告、品物の安全検査などの通関手続き代行業務のほか、税関処理に問題があった場合の「不服の申し立て」や「主張・陳述」の代行などがある。また、これらの業務に関する書類作成も仕事となる。ビジネスの国際化により、海を越えてモノが行き来することの多くなった現在、日本の年間輸出入申告件数も年々増加する傾向にある。必然的に通関手続き件数も増えており、今後通関士のニーズはこれからも高まると予想される。
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