知的障害児(中学生)の母親で福祉の仕事をしています。 軽度、といってもピンキリです。 一般人(福祉の仕事の支援者とか教員のように 知識を持ってその子を見るのではなく、社会的な一般人の目です。) から見た場合、「普通に見える」程度なのか、 「いかにも何か障害がありそう」に見えるかにもよります。 ウチの子の場合、軽度~中程度の知的障害ですが、 割とはっきり分かります。 ですので、「何も分からない子」と思われると困るので、 『漢字検定』(高校卒業までに5級を目指す)や 『硬筆書写検定』を検討しています。 小学生程度の読み書きは出来るんだよ、という証明にするつもりです。 あと、現代です。 仕事で使うかどうか、は別にして、パソコンは出来て当たり前・・・ うちの場合、『ワープロ検定』をすすめられています。 お子さんのレベルに合わせて、パソコン関係の資格は何か あった方がいいと思います。 英検なんかもあった方がいいです。 基礎的な学力の証明につながります。 この辺は普通に見えるタイプの場合、基礎学力はクリアしている、 と思われると思いますが、 障害が顕在化しているような子の場合、 「ある程度出来る。基礎学力はある。」と見なしてもらえるかどうかは、 多少のポイントだと考えています。 それをクリア出来るのでしたら、今度はその上の その子の興味の分野での挑戦です。 数年前に知的障害者がクリーニングの国家資格を取得したことで ニュースになりましたが、 保育士や介護職員初任者研修(旧:ヘルパー2級)、調理師、 パソコン、危険物etcやりたい分野を目指してはいかがでしょうか? 職につながるかどうかは別にしても、 (つながったら尚のこといいし、幸せにつながるとは思いますが) 自信につながりますし、趣味の範疇だとしても人生には有意義です。 ただ、知的障害者の場合、程度にもよりますが、 何か資格を取得して、職につなげる、というよりは まず、大切なのは毎日学校に通う、ということだそうです。 仕事は毎日、出勤です。 来たり来なかったりの不安定では困るので、 まずは毎日学校に通うのも評価につながります。 次に体力です。毎日通学、にもつながりますが、 どうしても障害特性上、単純労働や肉体労働がメインになります。 頭脳プレイの仕事は無理なわけですから、 たとえば、「学校で陸上部に所属して、毎日マラソンを走っていた」とか 「水泳を長年習っている。」とか資格ではないですが、 そういうのも評価されますし、体力の証明になります。 記録を残せれば尚のこといいと思います。 資格とは別に趣味・特技もあるといいと思います。 要は履歴書に書けるものがある、増やす、という発想で、 いいと思います。 ただ、そうは言っても、基本的なこと(SSTと言ってもいいかも) 挨拶や教わる姿勢、感謝するなどのソーシャルスキルが資格の前に 必要です。 それって、今日の明日には何とかなりませんので、日々、精進です。 障害があっても特殊能力のある方もいらっしゃいますから、 その特殊能力が仕事につながるといいのですが、 世の中、なかなかそう、上手くはいかないと思われます。 やっぱり、基本的なことが大事になると思います。 高校生活、充実して青春を送って楽しく過ごして下さい。
知的障害者の就労は、今後さらに就職できても離職してしまう人が 増える傾向が増えるのではないかと予想されます。 ですから、何でもいいから就職をではなく、その子に興味関心が高く 仕事内容もぴったり合った職業と出会うことが大切ではないでしょうか。 資格も無いよりはあった方がいいでしょうが、いろいろな資格を持っている よりピンポイントでその子にあった資格に焦点を絞って挑戦させた方がいい と思います。 何か訳のわからない資格が多数ありますが、それよりも一定時間集中して 作業(仕事)に取り組むことができることが1番のスキルです。
ご入学おめでとうございます。 高等特別支援学校ですと、情報処理系、介護系、ものづくり系など、学校によって得意な分野、職場体験の強い分野があると思います。 おそらく1年から職場体験に行かれるでしょうから、その中で興味を持った資格にチャレンジしてはいかがでしょうか? また、得意な分野があるならば、そこにチャレンジするのは、自信にもなるので良いと思います。
校区が変わる前に次男が通っていた特別支援学校の高等部では、比較的軽度の子にヘルパーの資格の取得を推奨していて、実際に取得して高齢者福祉施設に就職した例もありました。 ただし、知的障害者の雇用では資格以前に職場に適応して働けるかどうかが重要なので、その点を優先して考えて下さい。
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