外国人の学歴詐称

Question

外国人の学歴詐称うちの会社で学歴を大学院卒として働いている外国人がいますが、履歴書に書かれてある２カ所の大学で学位を取っていなかったことがわかりました。
大学の学位も外国で取っているとのことですが、なんとなく怪しいです。 こういう人って解雇されるべきなじゃないかなと思いますが、どうなんでしょうか。 また入国管理局に報告したらどうなるでしょうか。

Answer 1

本人が持っている在留資格がわかりませんのでなんとも正確な回答はできかねますが・・・
入国管理局的（？）にいえば、４年制の大学を卒業していれば、問題はないと思われます。
大学院を修了していなくても、４年制大学を卒業していれば、在留資格「人文知識・国際業務」や「技術」等の基準（法務省の基準省令）に適合すると思われるからです。

もちろん、大学を卒業していないとなれば、この基準省令に適合しなくなりますので、最後に得た在留期間更新許可や在留資格変更許可処分が取り消されることになります。
このことは、すなわち虚偽申請ということですので、厳しい処分があるのではないかと思われます（入管法第２２条の４第２項の規定参照）。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S26/S26SE319.html

虚偽申請といえば、大学院を修了していないのに修了したと虚偽の事実を各種申請書に記載することも虚偽申請にあたりますが、冒頭に書いたように一応（大卒の）基準を満たしているのであれば、取り消しまでの処分は行われないと見て良いのではないでしょうか。

少なくとも、御社では、彼の在留資格認定証明書交付申請か、在留資格変更申請の際の所属機関になっており、申請書の裏書をしているのであれば、一応入国管理局に報告すべきだと思います。
後刻、「会社はその事実を知っていながら・・・」ということになれば、他の外国人社員やこれから雇用する外国人に対する御社の保証能力に疑問を持たれかねません。

雇用契約の解消については、労働基準局にご相談されるよう、おすすめします。

Answer 2

日本人、みんなやさしいある。ポク嘘つかないある。