若いうちは激務に耐えるのは当然という心理状態ですから不安を 口にする人はいなかったです。 実際に働いて、40歳代に入ると、職場によってはそろそろ体力的に きつくなってきたな、と言い出す人は出てきます。 精神的には強いに越したことはありません。実際、医師の自殺率は 一般より高いのです。 過疎地で医師が1人しかいない所で働き、心身崩壊寸前になれば、 よりつらくない所に転出すれば良いのですが、真面目な人ほど、 「オレがここを出て行ったらここの患者たちはどうなるのだろう」と 考えてしまうので、決心がつかず追い込まれ発作的に自殺、ということも あるようですよ。 こういう場合は、その医師が生き残ることによって、新職場の患者に利益を 与えることになるので 「オレがいなくなってここの患者がどうなろうがオレの知ったことではない!」 と思える精神的な強さは必要です。
体力的には普通の健康な人なら大丈夫です。 休みの日は寝てばかりになるかもしれませんが・・・。 精神的な強さは必須です。 弱ければやっていけるような仕事ではありません。
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